限定公開( 1 )
人気漫画「梨泰院クラス」が、WEST.小瀧望(28)を主演に迎え、世界で初めてミュージカル化することが20日、分かった。小瀧が主人公のパク・セロイ役、ヒロインはWキャストでチョ・イソ役を和希そらとsara、スア役を乃木坂46の梅澤美波と川口ゆりなが演じる。原作漫画を元に、日本、韓国、アメリカのクリエーターが集結して制作する。
同作は小さな飲み屋を開店させた前科者の青年とその仲間たちが、飲食業界での成功を目指し、父親の敵でもある大物企業相手に無謀ともいえる戦いを仕掛けていく物語。20年に韓国でドラマ化され、Netflixrで配信されると世界中で大ヒット。22年には日本でもドラマ化された人気作だ。
小瀧は出演オファーに「世界的作品ですので、『こんな大役を僕に…冗談かな?』と思いましたが、正式にお話を伺って『僕で良ければ、ぜひやらせてください!』」と感激。今作のために地毛をカットし原作さながらの“セロイヘア”を再現。独特なヘアスタイルだが「知らない自分に出会えたようで、意外としっくりきました」とすぐになじんだ様子。この日解禁された作品ビジュアルの撮影は、物語の舞台となった韓国・梨泰院で実施。多国籍な飲食店やクラブが集まる歓楽街の空気を肌で感じながら行われた。
原作者チョ・グァンジン氏とは、同氏が経営する飲食店「クルバム」で対面。グァンジン氏は「舞台化の話を聞いて、とてもうれしかったです」と喜び、小瀧について「韓国でも有名でたくさんのファンがいますので、私ももともと存じ上げていました。とてもハンサムな方なのでキャラクターが合うかなと心配でしたが(笑い)、実際にお会いして男らしさを感じ『大丈夫!』と確信しました」と期待を寄せた。
小瀧は「何度も何度も原作漫画を読み込んで、キャラクターの奥底にある気持ちを考えながらグァンジンさんが描かれた原作に忠実に向き合って役を作り上げていきたいです。舞台という限られた空間の中で1シーン1シーンを丁寧に演じて、『もう1回観たい』と思っていただけるような作品を作っていきたいです」と意気込みのコメントを寄せた。
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公演は6月から東京建物 Brillia Hallで開幕。7月から全国ツアー公演を予定している。
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