櫻井翔「女性の方のケア・配慮が最優先」　中居・フジ問題で“テレビ局と芸能界”にも言及【全文】

　嵐の櫻井翔が、20日放送の日本テレビ系『news zero』（後11：00）に出演。タレントの中居正広と女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたと一部週刊誌が報じたことに端を発し、フジテレビ自体の問題へと波及していることを受け、コメントを寄せた。

【写真】中居が出演していた『MC3』昨年12月の模様

　中居については昨年末に一部週刊誌が、女性とのトラブルがあり高額な示談金で解決していたことを報道。9日夜に中居が公式サイトで声明を発表し、トラブルがあったことは事実として「今回のトラブルはすべて私の至らなさによるものであります」と謝罪。その上で「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です」とつづり「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と記した。

　また、社員の関与が報じられているフジテレビに対して、5日にフジ・メディア・ホールディングスの株を保有する米投資ファンドが第三者委員会の設置を求めたと報じられ、騒動に対する説明責任を果たすべきとの声が強まる中、フジテレビは2月に予定されていた定例会見を17日に前倒しで開催。港浩一社長が、騒動の謝罪とともに、この問題に関して今後、第三者の弁護士を中心にした調査委員会を設置する意向を示した。

　その後も騒動は収まりを見せず、フジテレビのCMが相次いで差し替えとなる事態に。中居がレギュラーを務める各局も、当面の休止・降板・番組終了などの対応に追われている。

■櫻井翔のコメント全文
まずは、何よりもトラブルに巻き込まれた女性の方のケア、配慮が、何よりもですね最優先されます。その上で、フジテレビや調査委員会は、今不安を感じている、フジテレビで働いている方々への十分なケアも必要だと思います。中には、調査委員会などに自ら伝えたい、訴えたいことがあるという方もいるかもしれません。プライバシーをしっかりと保護した上で、匿名で報告、相談できる窓口が十分に機能することも重要だと感じています。
そして、自分も芸能界に身を置く者として、テレビ局と芸能界との関係について、問題があれば、見直しに向けて、自分もできることをしていきたいと思います。