ハミルトンがフェラーリの仕事をスタート「今日、新たな時代が始まった」とマラネロ初日に興奮

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2025年01月21日 08:00  AUTOSPORT web

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ルイス・ハミルトンがスクーデリア・フェラーリに初出勤
 1月20日、フェラーリは、7度のF1チャンピオン、ルイス・ハミルトンがフェラーリドライバーとして初めて公式にチームの本拠を訪れ、2025年シーズンに向けた準備をスタートしたことを発表した。ハミルトンは2024年末で、12年間所属したメルセデスから離れ、カルロス・サインツの後任としてフェラーリに移籍した。

 月曜早朝、ハミルトンは全身ブラックの装いでマラネロ本部に到着。そこからフィオラノ・サーキットに向かい、フェラーリ創設者エンツォ・フェラーリの家の前の、7度のF1王者ミハエル・シューマッハーの名前がつけられた広場で、チーム代表フレデリック・バスールとフェラーリ社CEOベネデット・ビーニャの出迎えを受けた。そこにはハミルトンお気に入りのスーパーカー、フェラーリF40が用意され、伝統的な初日の撮影が行われた。

 ハミルトンはフィオラノの家とピットガレージを短時間訪れ、エンツォ・フェラーリがチームの作業を見守ったことで知られる有名なオフィスを見学、その後、スクーデリア本部に戻り、経営陣やフェラーリ社副会長ピエロ・フェラーリとの顔合わせを行った。ハミルトンは、さらに、各部門を訪問して回り、忙しい一日を過ごしたという。

 翌日には、技術的な会議やミーティングが行われる予定。なお、フェラーリは今週、フィオラノにおいて旧型車でのテストを行い、ハミルトンがフェラーリのマシンに慣れるための時間を設けるものとみられる。

 ハミルトンはフェラーリでの初日を振り返り、次のようにコメントしている。

「人生には永遠に記憶に残ると分かる日が何日かある。今日、スクーデリア・フェラーリHPのドライバーとして迎えた初日は、まさにそのひとつだ」

「これまでのキャリアにおいて、自分が可能だとは思っていなかったことを達成する幸運に恵まれてきたが、心のどこかで常に赤いマシンでレースをするという夢を抱いていた。その夢を今日実現できたことに、これ以上ないほどの幸せを感じている」

「ジョン・エルカン氏(フェラーリ会長)、ベネデット・ビーニャ氏、フレデリック・バスール氏、そしてフェラーリのすべての人々が僕を信頼し、このファミリーの一員にしてくれたことに、心から感謝している。この新しい時代を始めること、大きな才能を持つ、刺激的な人々の集団に出会い、ともに仕事をすることに、非常に興奮している。僕はチーム、さらに幅広い組織、そしてファンの皆さんのために全力を尽くすことを誓う」

「今日、この象徴的なチームの歴史に新たな章を刻み始める。僕たちが一緒にどのような物語を書き上げるのかを見るのが待ちきれない」

 フェラーリは、F1主催の全チーム合同ローンチイベントの翌日である2月19日に、2025年型ニューマシンの発表会を実施する。

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