SHADE RACINGがGT300体制を発表。GR86とミシュラン継続も佐野が第3ドライバーに

　1月21日、TOYOTA GAZOO Racingは、スーパーGT GT300クラスに参戦する9台の2025年参戦体制を発表した。これをうけ、2022年からシリーズに参戦するSHADE RACINGも体制発表を行い、2025年も平中克幸／清水英志郎のコンビを継続することが明かされた。また第3ドライバーとして、2024年にFIA-F4を戦っていた佐野雄城が起用された。

　2022年からスーパーGTに参戦するSHADE RACINGは、2024年はトヨタGR86 GTに新たにミシュランタイヤを装着。第6戦SUGOではポールポジションからトップを走る活躍をみせた。迎える2025年、チームはGR86 GTとミシュランの組み合わせを継続し、参戦4年目のシーズンでの飛躍を目指す。

　ドライバーは、参戦開始から継続される平中と清水のコンビ。速さ、経験ともに円熟味を増しており、2024年までの悔しさを晴らすべく臨む。そして新たに、第3ドライバーとして2024年までFIA-F4で戦い、2025年は全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権参戦も決まった佐野雄城が起用された。

　迎える4年目に向け、エースの平中は「昨シーズンは予選でのパフォーマンスはあったものの、決勝では苦しいレースが続きました。今シーズンはSHADE RACING参戦4年目となり、決勝で強いSHADE RACINGのレースが見せられるよう、準備は万全です。タイヤは引き続きミシュラン様とタッグを組み、まずは開幕戦から勝利を目指し、チーム一丸となって全力で戦いますので応援よろしくお願いいたします」とコメントした。

　また清水も「SHADE RACING参戦4年目の今シーズンもスーパーGTに参戦させていただきます。昨シーズンの課題をひとつひとつクリアしていきながら、結果に繋げられるように開幕戦までに準備していきます。今シーズンもミシュラン様とパートナーを継続し、ミシュランさま、チームの皆さまとチーム一丸となって戦います。応援よろしくお願いいたします」と意気込んでいる。

　そして、2025年がスーパーGTでの初めての戦いとなる佐野は「今シーズンSHADE RACINGの一員として、スーパーGTに参戦させていただきます。素晴らしい環境の下で参戦できることに感謝して、チームの皆さんとともに全力で戦います。着実に成長できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」と語った。

SHADE RACING
2025年スーパーGT GT300クラス参戦概要
エントラント：SHADE RACING
クラス：GT300
ゼッケン：20
マシン：トヨタGR86 GT
タイヤ：ミシュラン
ドライバー：平中克幸／清水英志郎／佐野雄城