フリーアナウンサー宮根誠司(61)が21日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜午後1時55分)にMCとして生出演。中居正広(52)の女性トラブルにフジテレビの社員が関与したなどとする一部報道をめぐり、複数のCMスポンサーの撤退などで揺れる同局について言及した。
宮根は18日にフジテレビの冠番組「Mr.サンデー」に出演。それを受け「私も先週から先々週にかけて何度か行ったんですけど、もちろん被害に遭われた女性の心のケアが第一ですけど」と切り出した。
そして「フジテレビの社員の人、制作会社スタッフ、フジテレビで働いていらっしゃる方は突然ボーンとこういう報道が出て、真相が分からなかったと。社長の会見を聞いてももう一つ分からない。いったい自分たちの社内で何が起きてるか分からない状況で、言っていいのか分からないですけど…ぼうぜんとしてるわけですよ」と続けた。
さらに「これから自分の会社がどうなっていくんだろうっていう不安を抱えてるなかで、今必死で番組をつくってるんですよね。出ているアナウンサーの人たちも、僕が思うには、(番組に)出られる心境じゃないと思う、正直」と推察。「恐らく、今、ACにどんどん変わっていくのは、身を切れる思いだと、番組をつくってる側からすると。まずは社員や関係者の人たちに、こういうことを調べていって、こういう風に変えていくのでって働く現場に安心感を与えないと。フジテレビ全体に動揺が走っていて。僕は一部の現場しか知らないけど、社員の人がかわいそうだなと思って」と語った。
フジテレビは17日、昨年12月に中居の女性トラブルが報じられて以降、初めて会見を行った。港社長が冒頭で「多大なご心配、ご迷惑をおかけし、説明ができていなかったことをおわびします」と謝罪し、これまでの経緯などについて説明。外部の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げて、社員の関与の有無などを検証する方針を示した。一方で、具体的対応などに関する質問には調査を理由に、回答を控える場面が目立った。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。