映画『どうすればよかったか?』が拡大上映されることが発表された。
昨年12月7日に東京、横浜、大阪の全国4館から公開がスタートした『どうすればよかったか?』は、統合失調症の姉と、その家族を記録したドキュメンタリー。弟の藤野知明が監督を務めた。
メイン館であるポレポレ東中野では55回連続満席、興行通信社発表のミニシアターランキングで3週連続1位を記録するなど、公開から45日間で公開劇場41館、全国動員65792人、興行収入1億60万498円を突破。多数の上映リクエストに応えて、公開8週目の1月24日からイオンシネマを中心に全国100館以上で上映されることになった。上映館についてはオフィシャルサイトを確認しよう。
また藤野知明監督、淺野由美子プロデューサーが質問や感想に答えながら映画について語る音声メディアの第1回目が「東風のポッドキャスト」で配信スタート。
【藤野知明監督のコメント】
姉はたくさん才能を持って生まれましたが、発症してからは、それを十分に発揮することなく、ほとんど独りで生きていました。
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どうすればよかったか?
このタイトルは私への問い、両親への問い、そして観客に考えてほしい問いです。
撮影も編集も拙いですが見るに値するものが映っていると思います。