《社員各位 お疲れ様です。今月17日に行われた社長会見について、港社長から社員の皆様に説明ができていないので、これまでの経緯と今後のことについて、嘉納会長と港社長から皆様への説明がございます》
フジテレビの人事局から、こんなメールが社員たちに届いたのは、1月21日夕方のことだったという。
「説明会の場所は局内のスタジオで、当日は質疑応答の時間もあるそうです」(フジテレビ関係者)
昨年末から、中居正広(52)の“女性トラブル”のきっかけとなった食事会について、フジテレビ社員が関与していたと報じられている。
1月17日に港浩一社長が記者会見を行ったものの、結果は完全に“裏目”に出てしまった。
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「被害女性のプライバシー保護などを理由に、『回答を差し控える』と繰り返したうえ、会社が23年6月に被害状況を把握していながらも、スポンサーには一切知らせず、中居正広さん出演のレギュラー番組を放送していたことも明らかになったのです」(前出・フジテレビ関係者)
会見後に、トヨタや日本生命といった大手企業がスポンサーを務める番組でのCMを公益社団法人ACジャパンのCMに差し替えるといった措置を取るなどの事態が相次いだ。CM差し止めを決めた企業は、21日時点で75社を超えたという報道も。
「このままスポンサー離れが続けば、来年度以降の減収は数百億円規模になってしまうそうです。会社の将来に不安を感じている社員も多く、労働組合への加入者も急増しています。
社内の空気は最悪ですね。自虐的になっていて『転職サイトに登録した?』が挨拶代わりになっています……」(前出・フジテレビ関係者)
23日に行われる社員たちへの説明会も、実は一部社員たちの直訴により実現したものだという。
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「20日夜には、各部署の局長クラスが『社員にきちんと説明する場を設けてほしい』と、港社長に直談判するという異例の事態も起こりました。その後、二転三転して、説明会の日程は23日に決まったのです」(前出・フジテレビ関係者)
スポンサーとの信頼をつなぐことは失敗してしまった港社長だが、社員たちの不安を払拭することはできるのか。
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