○A:昨年秋にリリースされたOSで、検索結果からすぐライブラリに保存できるようになりました
旅行先でいくつかの観光地をめぐる計画を立てたり、複数の候補を比較して行き先を決めたりすることがあると思います。そのような場合に便利なのが、MacやiPhoneの「マップ」アプリで場所を見つけて保存する機能です。
○Macの「マップ」アプリで場所を見つけて保存する
まず、Macの「マップ」アプリから使ってみましょう。複数の場所を次々に保存できるのが便利です。
ちなみに、この使い方は、macOS Sequoiaの「マップ」アプリの新機能です。1つ前のバージョンであるmacOS Sonomaの「マップ」アプリでは「マイガイド」を作って検索結果を保存しておくことができましたが、macOS Sequoiaの「マップ」アプリでライブラリに追加する方が、直感的でスピーディーに使えると思います。
○iPhoneでも同じように保存できる
iOS 18の「マップ」アプリでも、同様に場所を見つけて保存することができます。
○iCloudで同期すればさらに便利
そして、iCloudで「マップ」アプリを同期すれば、MacとiPhoneのどちらから追加しても、両方のデバイスで見ることができます。家にいるときに画面の大きいMacで下調べしておいて、出先ではiPhoneを見ながら行動する、というふうに使えます。同じApple Accountでサインインしているデバイス同士で設定します。
このように同期の設定をしておくと、追加した場所だけでなく検索履歴も同期されるので、Macで検索したものをiPhoneで再度検索するのも簡単です。
【今回の余談】
Googleのアカウントでサインインして、Googleマップで同様の使い方をしている方も多いかと思います。自分にとってどちらが使いやすいか、試してみるのもいいかもしれません。
それでは次回も、よろしくお願いします。
小山香織 ライター、インタビュアー、翻訳者、トレーナー。Apple 製品やビジネス系アプリケーションなどに関する著書多数。近著に『iPadマスターブック 2024-2025 iPadOS 17対応』(マイナビ出版)。マイナビニュースでは連載「iPhoneユーザーのためのMacのトリセツ」のほか、インタビューや取材記事を執筆。 この著者の記事一覧はこちら(小山香織)