ユナイテッド・オートスポーツは1月21日、WEC世界耐久選手権の2025シーズンに参戦する残りのドライバーを発表した。59号車マクラーレン720S GT3 Evoのドライバーとして、セバスチャン・バウドとジェームス・コッティンガムを起用する。
ユナイテッドはすでに、佐藤万璃音/ダレン・ラーン/ショーン・ゲラエルという95号車の布陣を発表済み。59号車はこれまでグレゴワール・ソーシーの継続起用のみが明らかになっていた。
ブロンズドライバーのコッティンガムもまた、2024年から引き続き、59号車のシートに留まることになる。
一方、シルバードライバーのバウドは、2024年はTFスポーツがオペレートするシボレー・コルベットZ06 GT3.Rを、日本の小泉洋史らとともにドライブしていた。彼は事実上、ニコラス・コスタと入れ替わる形で59号車のふたりに加わることになる。
「世界耐久選手権2年目に、豊富な経験を持つ大手モータースポーツチーム、ユナイテッド・オートスポーツとマクラーレン・オートモーティブに加わることができて、とても誇りに思う」とバウドはコメントした。
「モータースポーツの最高峰レベルとなるこの素晴らしい選手権をすでに1年経験してきたので、このチームとチームメイトのために全力を尽くす準備ができている。この新しいシーズンが始まるのを本当に楽しみにしている」
「ユナイテッド・オートスポーツチーム、マクラーレン・オートモーティブ、そしてこの素晴らしいプロジェクトを支えてくれたすべての人々に感謝したい」
一方、コッティンガムは、ユナイテッドでのルーキーシーズンにスパ、サンパウロ、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで3回の4位を獲得し、さらなる上位を目指している。
「ユナイテッド・オートスポーツとマクラーレンとともに、WECに再び挑戦できることをとても楽しみにしている」とコッティンガムは語った。
「昨年は好調なシーズンだったが、残念ながら表彰台や優勝はなかった。だが、まだ始まったばかりだし、今年は勢いに乗っていきたい」
「両車とも非常に強力なラインアップをそろえているし、ユナイテッド・オートスポーツとマクラーレンが2025年に非常にエキサイティングな結果を出すと確信している」