【写真】舞台挨拶で笑顔を見せる中島健人
本作は、“もしも”の世界を通して、いま隣にいる人の大切さを改めて思い出させてくれるファンタジック・ラブストーリー。
大学時代に出会い、お互い一目ぼれして結婚したリク(中島)とミナミ(milet)。それから8年、リクは、歌手の夢を諦めたミナミのサポートのかいもあり、ベストセラー作家となった。全てがうまくいっている、そう思っていたリクだったが、ある朝目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。人気作家だったはずの自分は文芸誌のいち編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲があふれていた。
中島は「ついに念願の三木組に入ることができました!」と声を弾ませ「ずっと憧れだったので…三木さんに自分のナチュラルな部分を引き出していただきたいと俳優として思っていたので、今回の機会をいただけてとても幸せでした」とニッコリ。中島は「本当に自分のナチュラルな部分、赤裸々な部分を監督に切り取られているので、正直見られるのが恥ずかしいです」と明かしつつ「自分の中では見たことのない自分にたどり着けた気がするし、それが自分の素だったのかもしれない。それを三木監督に引き出せてもらえたのはすごくうれしかったです」と喜びを口にした。
撮影を振り返り中島は、少し行き詰まってしまう場面があったと打ち明け「三木監督が欲しい表情をなかなか僕ができなくて。本当にダメかもってなってて…」と告白。本番の直前まで悩んでいたと言い「直前になってmiletちゃんが『リク、私たちは愛し合ってたんだよ』って(言ってくれた)。『本番、よーい…はい!』ってところで僕号泣しちゃって(笑)」とmiletに本番直前にかけられた言葉に助けられたことを明かした。
|
|
映画『知らないカノジョ』は、2月28日より全国公開。