俳優の蓮佛美沙子が主演を務めるNHK夜ドラ『バニラな毎日』(総合、月〜木 後10:45ほか)の第3話が、22日に放送された。
【場面カット】鍋から立ち上る甘い香りに覗き込むエプロン姿の土居志央梨 原作は賀十つばさ氏の同名小説。こだわりの洋菓子店の経営がうまくいかず、店を閉めることになった白井葵(蓮佛)。そこに現れたクセの強い料理研究家・佐渡谷真奈美(永作博美)から持ちかけられたのは、「お菓子教室」。大阪の小さな洋菓子店の厨房で開かれるお菓子教室にやってくる、さまざまな生徒とのふれ合いを描く。五感を刺激するお菓子の魔法が、孤独な人たちの心の渇きを癒やすスイーツ・ヒューマンドラマとなっている。
フルーツタルト作りを失敗し、怒って帰ってしまった順子(土居志央梨)。残された白井と佐渡谷は、失敗から生まれたお菓子「タルトタタン」を順子へ提案することに。タルトタタン作りのさなか、突如として、職場の嫌な記憶がよみがえり、動転してしまう順子。そんな順子の心を落ち着かせたのは、火にかけられた鍋の中で、ある食材から漂ってくる甘い香り。そして、順子が語りだしたこととは…というストーリーだった。
「全然ダメなんです…」と涙を流し、自身が抱える苦悩を吐露する順子。そんな順子を励ますために、突然叫び出す佐渡谷。そんな佐渡谷に促されて白井や順子も3人が叫ぶというまさかの展開。
SNSでは、「順子さんに感情移入して涙出た」「順子さんが抱えてるものが あまりにも自分と重なって佐渡谷さんの言葉に涙が溢れてしまった」「わあぁぁぁぁ……のシーンで泣きそうだった」「なんか泣けた…」「順子さんがバニラの優しい香りで、少しでも心が癒されてたらいいな」「苦しくて、でも暖かくて泣いてしまった」といった涙したという視聴者の声が寄せられた。