高橋文哉「映画の世界観とリンク」SEKAI NO OWARIが主題歌担当『少年と犬』楽曲入り予告も

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2025年01月23日 08:01  cinemacafe.net

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『少年と犬』©2025映画「少年と犬」製作委員会
高橋文哉&西野七瀬W主演映画『少年と犬』の主題歌が、「SEKAI NO OWARI」の「琥珀」に決定。楽曲を使用した最新予告映像と、本ポスタービジュアルも到着した。

本作は、ノワール小説の旗手として日本の文学界の先頭を走り続ける馳星周の同名名作が原作。様々な背景を抱えた人々と犬の多聞の触れ合いを描いた短編連作小説が、オリジナル要素を加え、瀬々敬久監督×脚本:林民夫のタッグで映画化。

今回発表された主題歌「琥珀」は、ピアノ、弦とオーボエの演奏で構成されたシンプルなアレンジの中に優しくも力強いメロディと歌詞が響き、聞く人に様々な感情を想起させる楽曲。

主題歌のオファーを引き受けた際、Fukaseの頭に浮かんだ一つの曲。それは、「SEKAI NO OWARI」の活動以前からの友人であり、「新世界リチウム」のベーシストでもあった千葉龍太郎がFukaseに聴かせていた楽曲。その後、千葉は事故で他界、未完成となっていた。今回、Fukaseの友人が残したそのメロディに新たなメロディを加えて、歌詞を書き、「琥珀」を完成させた。

Fukaseは「この曲は僕の友人との共作です。10年近く前にこの曲のデモを聴かせて貰ってから、誰の手元にもこの音源はなく、僕の頭の中だけに残り続けました。まだ完成していなかったこの曲に新しいメロディをつけて琥珀という名前を付けました。多聞のように想いを繋げるモノになっていれば幸いです」とコメントしている。

そして、震災で職を失い犯罪に手を染めてしまった和正(高橋)と、罪を犯し秘密を抱えて生きる美羽(西野)、人生に希望を失っていた2人が、「多聞」と出会ったことで“まっとうに生きよう”と必死にもがいている様子を主題歌の「琥珀」が温かく包み込む今回の映像。

様々な人との出会い、別れを繰り返しながらも、たった1人の大切な人にめがけて突き進む多聞の物語に感動を予感させる。

楽曲を聴いた高橋は、「『琥珀』は映画の世界観とリンクしていて、楽曲にかけるFukaseさんの想いと僕らが作品にかけた思いが交差しているような不思議な感覚でした。映画館で皆さんに今作を観ていただいて、『琥珀』がかかった時に歌詞が脳につきささる体験を、ぜひ劇場でしていただけたら嬉しいです」と呼びかける。

西野も「『琥珀』を聴いた時、優しい音とFukaseさんの繊細な歌声が薄いガラスのような、泡がゆっくりと漂っているような、そんなイメージが頭の中に流れてきました。作品の雰囲気にぴったりな柔らかい音楽で、私も毎日聴いています」と語っている。

『少年と犬』は3月20日(木・祝)より全国にて公開。





(シネマカフェ編集部)

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