芳賀涼大とともに新体制で臨むNitro Ryota Racing。2025年のライダーラインアップと参戦レースを発表

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2025年01月23日 09:10  AUTOSPORT web

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芳賀涼大
 Nitro Racingが1月23日(木)に2025年のチーム体制を発表した。チーム名は、昨年、不慮の事故で急逝した芳賀涼大の名を取りNitro Ryota Racingとして新体制となる。これまでチームを率いてきた芳賀紀行は、海外レース監督となり、代わって紀行の兄であり、元ヤマハファクトリーライダーの芳賀健輔がチーム代表に就任。全日本ロードレース選手権の監督には前川智弘が就くことになった。

 ライダーには、岡部怜、田中啓介、横山尚太を起用し、全日本ロードST600クラスにエントリー。若手ライダーの育成に力を入れていくという。その一環として針尾大治郎をMFJ CUP JP250に『BLUCRU Nitro Ryota Racing』として参戦させ、ヤマハYZF-R3スカラシップ獲得を目指す。芳賀瑛大は、自らFIM世界耐久選手権(EWC)のチームと交渉し、フル参戦する方向で話しており、Nitro Ryota Racingからはフィリピン選手権にエントリーする予定だ。

 新たにチーム代表となった芳賀健輔は「2017年に芳賀紀行をアジアロードレース選手権(ARRC)で走らせて以来、レースの現場からは離れていましたが、昨年、涼大を失ったことで私が紀行に代わってNitro Ryota Racingの代表として戻ることになりました。2025年は60年周期の干支では乙巳(きのとみ)にあたり“幸運に導かれる年で、新たなスタートに適した時期”“再生と変化を繰り返しながら柔軟に発展していく年”という意味合いを持つ年とされています。十二支では巳年とヘビに関わる年です。チームとして、若手ライダーに速くなってもらえる環境を整え、より強固な体制へと成長する年にしていきます。ご協力、応援よろしくお願いいたします」とリリースでコメント。

 岡部と田中はチームが変わり、横山は再びST600クラスにスイッチすることになった。ライダーラインアップや参戦クラスを一新し、チーム体制を強化して臨むNitro Ryota Racingの2025年。第2章とも言えるシーズンをどう戦うか注目したいところだ。

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