フェラーリF1初走行のハミルトン「初めてF1に乗った時のような、最高の気分だった」

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2025年01月23日 09:10  AUTOSPORT web

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フェラーリF1フィオラノテスト ファンに手を振るルイス・ハミルトン
 2025年にスクーデリア・フェラーリに加入した7度のF1チャンピオン、ルイス・ハミルトンが、1月22日にフィオラノで実施された旧型車でのテストTPC(Testing of Previous Cars)に参加、初めてフェラーリのF1マシンを走らせた。ハミルトンは、「これまでの人生で最高の気分だった」と、初テストの感想を語っている。

 ハミルトンは、フェラーリのチーム代表フレデリック・バスール、副代表ジェローム・ダンブロジオ、フェラーリ社副社長ピエロ・フェラーリをはじめとする関係者や自身の家族が見守るなかで、2023年型SF-23で走行。午前中に30周を走った後、チームメイトのシャルル・ルクレールにマシンを引き渡した。

「僕は幸運にも、最初のテスト、最初のレース、最初の表彰台、最初の勝利、そして最初のチャンピオンシップといった、数多くの『初めて』をキャリアのなかで経験してきた」とハミルトンはコメントしている。

「そのため、それ以上どれだけの『初めて』を経験できるのか分からなかったけれど、今朝初めてスクーデリア・フェラーリHPのマシンを運転した時、人生でも数少ない最高の気分を味わった。マシンを始動し、ガレージのドアを通り抜けた時、自分が最高の笑顔になるのが分かったよ。初めてF1マシンをテストした時のことを思い出した。とてもエキサイティングで、特別な瞬間だった。それから約20年たった今、僕は再びその感情を体験することができた」

「チームの全員からティフォシにいたるまで、フェラーリ・ファミリーがどれほど情熱的なのかは、外部から見ていて知っていた。でも、自分がフェラーリドライバーになって、それを直接目撃したときには、畏敬の念を抱いた。彼らの血管に流れる情熱に、元気づけられる。今週、マラネロの皆から感じた愛に、とても感謝している。やるべきことはたくさんあるが、着手するのが待ちきれないよ」

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