【写真】『H2〜君といた日々〜』、人気女優にグラビアクイーンも 若手キャストの現在
本作は、4人の高校生男女の四角関係と、甲子園を目指す球児たちの熱い物語を絡めた青春ドラマだ。ちなみに、タイトルの「H2」とは、ヒーロー(比呂、英雄)が2人、またはヒロインが2人(古賀春華、雨宮ひかり)を意味する。
■ 山田孝之
主人公の国見比呂を演じたのは山田孝之だった。この2年前に『WATER BOYS』(フジテレビ)でテレビドラマ初主演を務めるなど若手注目俳優だった山田。本作以後も、『闇金ウシジマくん』(毎日放送)、『勇者ヨシヒコ』(テレビ東京系)シリーズなど数々の作品の主演を飾り、昨年は仲野太賀とダブル主演を飾ったアクション時代劇『十一人の賊軍』が公開された。2012年元日に一般女性と結婚。2013年3月には男児が誕生している。近年は、沖縄県に在住していることを公表している。
■ 石原さとみ
ヒロインの古賀春華を演じたのは石原さとみだった。石原は本作出演後も2014年の『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)、2016年の『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(フジテレビ系)、2018年の『アンナチュラル』(TBS系)など多くの話題作に出演。メインキャストや主演も数多く務めている。最近ではドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)や映画『ミッシング』が話題に。CMにも多く出演しており、国民的な女優の1人となっている。2020年に一般男性と結婚し、2022年には第1子を出産した。
■ 田中幸太朗
比呂の親友であり、最強のライバル、橘英雄を演じたのは田中幸太朗だった。本作以前にはスーパー戦隊シリーズ『爆竜戦隊アバレンジャー』(テレビ朝日系)に仲代壬琴/アバレキラー役で出演していた田中。本作以後もドラマ、映画へに出演を続け、近年では2023年放送の『ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜 』(日本テレビ系) や、昨年放送の『366日』(フジテレビ系)、『放課後カルテ』(日本テレビ系)に出演していた。
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■ 市川由衣
英雄の恋人・雨宮ひかりを演じたのは市川由衣だった。2000年末からグラビアアイドルとして活動開始し、フジテレビビジュアルクイーンオブザイヤーに選出されたこともある市川。2001年からは女優としても活動を開始し、本作のほかにも『ごくせん(第1シリーズ)』(日本テレビ系)や、『クロサギ』(ともにTBS系)など人気ドラマに多数出演。2014年の主演映画『海を感じる時』では、池松壮亮とフルヌードで大胆な濡れ場を演じてみせて観客に衝撃を与えた。私生活では2015年9月、俳優の戸次重幸と結婚し、2児の母親でもある。
実はあの超売れっ子俳優も下積み時代に出演していた!
■ 石垣佑磨
木根竜太郎を演じたのは石垣佑磨だった。本作以後も俳優業を続け、それ以外でも『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)で浜田雅功の隣に座るサブMCを務めるなど順調にキャリアを積み重ねていたが、2008年11月に公務執行妨害罪で逮捕され、4ヵ月芸能活動を自粛していた。
その後は俳優業に復帰し、2012年には特撮ドラマ『宇宙刑事ギャバン』誕生30周年を記念した映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』で主人公のギャバン/十文字撃を演じた。私生活では2022年8月、自身の40歳の誕生日に、元テレビ長崎アナウンサーでタレントの森真奈美と結婚し、2023年2月に第1子男児の誕生を発表している。
■ 中尾明慶
山田演じる比呂とバッテリーを組む野田敦を演じたのは、中尾明慶だった。原作ではふくよかな体型だった野田だが、細身の中尾がまた別の雰囲気のキャラクターとして息を吹き込んだ。
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■ 中村倫也
本作では端役だったが、その後大ブレイクする逸材も出演していた。島オサムを演じたのは、当時デビュー3年目で、本作がドラマデビュー作だった中村倫也だ。
その後も下積み時代が長かった中村だが、2018年、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』で演じた朝井正人役をきっかけに“沼落ち”する視聴者が続出。ラブストーリーからコメディ、ミステリーまでジャンルレスに幅広く活躍する人気俳優へとのぼりつめた。一昨年3月には、日本テレビアナウンサーの水卜麻美との結婚を発表し、世間を驚かせた。