お笑い芸人の小島よしお(44)が23日、都内で行われた『HR高等学院メディア向け発表会』に出席。来春、同校に入学する生徒に向けて授業を行った。
【写真】真面目な話のあとにピーヤを披露した小島よしお ビシッとしたスーツ姿で登場した小島は、同校の“1日限定特別講師”として、模擬授業を展開。4月から入学する同校の生徒に向けて、ギャグ研究の授業をしたほか、自身のキャリアを紹介し、生徒からの質問に答えた。
生徒から「挫折した時はどうすればよいか」と問われた小島は「まずは『大丈夫、大丈夫〜』だね」とネタを披露。場を和ませたのち、「まずは動く。土地の記憶もあるじゃないですか、そこを強制的に離れることができるから、新しい自分になれるかも」と真剣にアドバイス。「消える芸人3年連続1位の時は、2位の狩野英孝とトークライブを始めたり。動くって理科で言うと、エネルギーが生まれるということ。挫折しそうになったときは動く」と説明した。
続けて「あとは『頼る』。1人で頑張ろうとしちゃうと、煮詰まっちゃうので、先輩や偉人の本とかに頼る」と回答。「偉人ってだいたい挫折してるから。乗り越えているから偉人になっているところがあって。現役の経営者も本を出していますから摂取できる」と紹介した。
また、生徒たちのネタ披露後には、おもむろに脱衣し、定番のネタ「そんなの関係ねぇ!」を披露。笑いを誘った。
そして、受験を控える学生に向けて「とにかく今は全力で頑張ってほしいと思いますし、かなわなかったとしてもこれで良かったと思ってほしい」とエール。「僕は浪人したから、早稲田っていう大学に入っていますし、5人組の解散があったのでピン芸人としていられる。それで良かったと思える流れがある」と語り、「目標に向かって一生懸命やることが大事ですが、泳ぐ向きを変えると、転機がきてもハッピーでいられるのかなと思います」と思いを伝えた。
小島は、TBS系日曜劇場『御上先生』(毎週日曜 後9:00)内で生徒が予備校講師の授業をパソコンのオンラインで見ている場面で、学園の関連塾「隣徳ゼミナール」の「東大コース 数学科 講師 小島光太郎」として出演し、話題を集めていた。
HR高等学院は、4月に開校する通信制高校サポート校。会見には「RePlayce」代表取締役CEO・山本将裕氏、「NTTドコモ」総務人事部採用担当部長・朝生雅人氏らのほか、同校のトップランナー講師が登壇し、元テレビ東京の福田典子アナウンサーがMCを務めた。