演歌歌手福田こうへい(48)が24年に歌唱した「庄内しぐれ酒」が「令和6年度 藤田まさと賞」を受賞し、23日に都内で授賞式が行われた。
「庄内しぐれ酒」は故郷に思いをはせる心情をつづった望郷演歌。作詞が荒木とよひさ氏、作曲が徳久広司氏、編曲が南郷達也氏でキングレコードが制作した。
福田はあいさつで「(民謡歌手から)演歌デビューして14年目に入った」として「死んだおじいちゃんに言われた。『どうせデビューするなら稼げる歌手になれ』と」。5年やってだめだったら諦めるつもりだったが紅白歌合戦に4回出場し、今や演歌歌謡曲を代表する歌い手の1人として欠かせない存在だ。
同じ岩手県出身の大谷翔平を引き合いに「『野球は翔平、演歌はこうへい』でいきたい」と力強く宣言した。
福田の「南部〓(虫ヘンに単の旧字体)しぐれ」は平成25年度の特別賞を受賞している。
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賞は作詞家藤田まさとさんの功績をたたえて、大衆歌謡の発展と歌謡界の繁栄に寄与することを目的に創設。優れた歌詞であることを最大のポイントとして、大衆歌謡として秀でた作品を84年度から表彰してきた。
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