ギャンブルマンガ『カイジ』シリーズ史上最大となる展覧会「逆境回顧録 大カイジ展」が、2025年4月5日から5月11日の期間で大阪南港ATCギャラリーにて開催する。チケットは2月22日より、前売り券が各サイトにて販売開始となる。
1996年に「週刊ヤングマガジン」で連載が開始された福本伸行によるマンガ『カイジ』シリーズ。多額の借金を抱えてしまった主人公・伊藤開司(カイジ)が、生死を賭けたギャンブルに挑んでいくギャンブルマンガの金字塔だ。作品オリジナルのギャンブルと、独自の表現によって描かれる極限の心理戦が読者を魅了する。
2023年10月時点のシリーズ累計発行部数は3,000万部を超え、現在は最新作『賭博堕天録カイジ 24億脱出編』が連載中。
これまでに多様なメディアミックス展開を行っており、TVアニメでは2007年に『逆境無頼カイジ Ultimate Survivor』、2011年に『逆境無頼カイジ 破戒録篇』を放送。また2009年から2020年にかけて、『カイジ 人生逆転ゲーム』『カイジ2 人生奪回ゲーム』『カイジ ファイナルゲーム』のタイトルで実写映画も3本公開された。
さらに、魅力的なキャラクターに焦点をあてたスピンオフマンガ『中間管理録トネガワ』『1日外出録ハンチョウ』『上京生活録イチジョウ』も連載されるなど、幅広い展開でファンに愛され続けている。
そんな『カイジ』シリーズで描かれる数々の“逆境”を、初公開を含む原画や名シーン展示で振り返る、まさに“回顧録”といえる過去最大規模の展覧会が大阪で開催決定。
会場では「鉄骨渡り」「焼き土下座」をはじめとする、圧倒的なフォトスポットが展開される。限定じゃんけんの敗者に焼き印をつけて収容するエスポワール号内の別室「敗者の部屋」、カイジのロン牌を麻雀卓上に再現した「17歩」、「愛よりも剣」や「友情確認ゲーム」など。
クラウドファンディング達成により制作される実物大の帝愛裏カジノのパチンコ一発台「沼」とともに、シリーズの世界を悪魔的に堪能できる展示が大集結だ。
そして等身大キャラクターフィギュアは、名シーンを再現。クラウドファンディングによって製作された等身大のカイジ、一条、利根川、大槻が参戦している。
また会場限定撮りおろしボイスは、カイジ役の萩原聖人、利根川幸雄役の森川智之、そしてナレーションの立木文彦ら豪華キャストが担当。ウエルカムボイスをはじめ、利根川によるエスポワール号での演説や、各フォトスポットでのギャンブル紹介ナレーションを楽しめる。
さらにはアニメ化されていない『賭博堕天録カイジ』の「17歩」エピソードから、カイジが11回連続「ロン」と叫び続ける圧巻のシーンも。
実物大「沼」フォトスポットでは、カイジのセリフとナレーション音声、音楽による特別演出が実施される。
そして入場者全員が「チンチロリン」に挑戦できる。出た目に応じて、地下労働施設内の通貨「ペリカ」を贈呈。いつか地下労働施設に収容されたときに使えるかもしれない。なお、出目によってはペリカがもらえない場合もある。
「逆境回顧録 大カイジ展」は、2025年4月5日から5月11日の期間で大阪南港ATCギャラリーにて開催。チケットは2月22日10時より、アソビュー!、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスなど各サイトで販売開始。詳細は公式サイトまで。
■開催概要
催事名称:逆境回顧録 大カイジ展
会期 :2025年4月5日(土)〜5月11日(日)
開館時間:平日 13:00〜18:00、土日祝 10:00〜18:00
(最終入場は各閉館の30分前まで)
※4月28日(月)〜5月2日(金)は、10:00〜18:00
休館日 :会期中無休
会場 :大阪南港ATCギャラリー
(〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ITM棟2階)
主催 :産経新聞社、関西テレビ放送
企画 :逆境回顧録大カイジ展 巡回プロジェクト委員会
特別協力:ATC
協力 :ヤングマガジン
原作 :福本伸行
【一般発売日】2025年2月22日(土)10:00〜
観覧料:(税込)
当日券 :一般 2,000円
高大生 1,500円
小中生 500円
前売・団体券:一般 1,800円
高大生 1,300円
小中生 300円
※未就学児入場無料
※団体は、20名様以上
※前売券の販売は、2月22日(土)10:00〜4月4日(金)23:59まで販売。
※障がい者手帳、精神障がい者保険福祉手帳、療育手帳をご提示の方は本人及び介助者1名まで当日料金の半額(要証明)
※混雑時には入場制限を行う場合がございます。
※最新の情報、またはご来場前の注意事項など公式サイト及び大阪会場公式サイト、大阪会場公式X等でご確認の上ご来場ください。
【主なチケット販売場所】
アソビュー!、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、セブンチケット、CNプレイガイド、楽天チケット、e-tix、アニメイトなど
(C)福本伸行/講談社