元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(58)は24日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に出演し、女性トラブルを受け芸能界引退を発表したタレント中居正広氏(52)をめぐるフジテレビの問題について触れた。
中居さんのトラブルに関し、フジテレビの社員の関与が一部で報じられ、同局は事実関係を否定しているが、1月17日に開催された同局の港浩一社長の会見以降、同局への企業のCM出稿が次々に差し止められ、「ACジャパン」のCMに切り替わるなど、会社全体に深刻な影響を及ぼす事態に発展している。
番組共演などで親交があった一茂は、まず中居氏の引退について「びっくりしたとしたとしか言いようがない」としながら「テレビって、スターさんをつくるところで、すごく華やかなところ。ある意味、一般常識とかけ離れた部分はあったと思うし、今もあると思う」とした上で、「中居くんに関してはそういうベースがある中、37年間、第一線で素晴らしい才能を発揮して頑張ってきた反面、才能とは裏腹に、一般常識的な部分、倫理的な部分で、現代社会には少しそぐわない部分があって、少しずつ、なんとなく乖離(かいり)していった部分はあったと思う」と指摘した。
その上で「(中居氏の)個人的な問題から今や、大企業であるフジテレビさんの行く末にまでかかわることにすごく急展開していった、というところが、ある意味現代社会だと思う」とも述べた。「僕自身、(中居の問題が)ここまでくるのかなという思いがある。僕自身、現代社会と乖離(かいり)していると、自分に反省を促さないといけないと思う」とも語った。
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