【動画】『ボーダーランズ』ケイト・ブランシェットのインタビュー映像
本作は、シリーズ累計8700万本超の同名ベストセラーFPSゲームを実写映画化したアクション・アドベンチャー・コメディ。銀河系で最も混沌とした惑星パンドラを舞台に、行方不明の少女を探す依頼を受けた悪名高い賞金稼ぎリリスが、個性あふれる仲間と最高にブッ飛んだ冒険を繰り広げる。監督、脚本は『サンクスギビング』(2023)のイーライ・ロス、主人公リリス役をオスカー女優ケイト・ブランシェットが演じている。
インタビュー映像で、ケイトは「(『ボーダーランズ』について)知識は皆無だった(笑)」と率直に話を切り出す。「製作過程すべてが私にとって発見だった。オファーを受けて、ネットでいろいろと検索したの。そして、実際に(ゲームを)プレイしてみた。私はすごく下手で、丘や壁にぶつかってばかり…。でも楽しいと思った。活力に満ちていて、面白い世界観だった」と笑顔で振り返る。
役づくりについては「ゲームと比べても違和感のない衣装にすることが、私たちの目標だった。爆風にさらされたかのような雰囲気に仕上げたわ」と原作ファンの思いを考慮しつつも、「そういう要素を加えながら、(メイクやヘア、衣装担当と話し合い)映画独自のルックスを作り上げた」と明かした。
登場人物たちを「はみ出し者の集まりよ」と評し、「彼らは戦い方もバラバラで、そこが個性的でかっこいいと思う。アクションがそれぞれ異なるの。ルックスや惑星にいる理由もね。そんな人たちが奇妙なチームを結成する。でも、映画によくあるようなセンチメンタルな背景はない。もっとふざけた感じよ。全員が本当に個性的なの」と魅力を熱弁。
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ロス監督に対しては「本当にすごい人。彼は心の奥底ではまだ子供のままなの。だけど映画に関しては本当に知識が豊富で、映画を心から愛してる。そしてとにかく前向きな性格で周りを明るくする。視点が異なる人々を1つにまとめて同じ世界観に導くのが上手。彼のような才能を持つ人は、実は数少ないの」と、その人柄と手腕を称えている。
本作でケイトは、ゲーム版の生みの親で本作の製作総指揮を務めたランディ・ピッチフォードと初タッグ。撮影当時は「いつもランディの考えが⼀番気になっていた」そうで、「彼がこう(サムズアップ)見せると、『ボスが納得した』と思えて、本当にホッとした」と振り返っている。
映画『ボーダーランズ』は、Prime Videoにて独占配信中。