日向坂46が13thシングル「卒業写真だけが知ってる」を29日に発売する。ORICON NEWSでは、二期生の金村美玖(22)と、三期生の高橋未来虹(高=はしごだか/21)の2人に全3回にわたるインタビューを実施。第2回では、メンバーの卒業が続く中、新たに五期生が加入する同グループで、2人が考える自分たちの役割について聞いた。
【撮り下ろしカット】身長差にキュン!背中を預ける金村美玖&高橋未来虹■二期生5人での期別楽曲に「うれしい反面、ちょっと寂しい」
――昨年末には丹生明里さん、濱岸ひよりさんと、二期生の卒業の舞台が続きました。やはり同期の二期生さんの涙が印象に残っています。
【金村】中4日で2人の卒業を見送るって今までなかったですし、先輩の卒業も控えていて、なんでこんな寂しいが続いてしまうんだと、喪失感もすごくありました。でも、2人と話したり最後に一緒にパフォーマンスをする中で、改めてこれから先、私たちが強くならないといけないなと。卒業メンバーのファンの方が「日向坂46をもう応援しなくていいや」と思ってほしくないなってすごく感じたんですね。だからずっとネガティブに引きずるんじゃなくて、逆にその思いを糧にして頑張るぞっていう気持ちで今はいます!
――今回のシングルでは二期生5人での楽曲「43年待ちのコロッケ」も収録されています。
【金村】どんどん人数が少なくなってきて、それぞれの歌声がすごくよく聞こえるようになったのはうれしい反面、ちょっと寂しいなっていう気持ちはあって。でも私としては、今作で表題曲もひらがな楽曲も二期生がセンター務めているっていうのがすごくうれしいポイントではあります。改めてこれからは二期生が引っ張っていくんだなということを実感しました。特に最近は松田好花も目まぐるしい活躍をしているので、それに負けないようにどんどんいろんなお仕事で頑張りたいです!
――高橋さんは後輩として先輩を見送る中でどんな思いを抱きましたか。
【高橋】特に私たち三期生は一、二期生さんをファンとして見ていた時代が長かったし、一緒に活動する時間も長かった。一気にいなくなっちゃう寂しさはもちろんあるんですけど、後輩として先輩方がなるべく安心して旅立てる環境をつくりたいと思っています。美玖さんがおっしゃっていたように、いま気持ちが揺らぐ人も多いと思うんですけど、そういった人を繋ぎ止められるのは残っているメンバーでしかないので、これからを楽しみにしてもらえる活動をしていきたいです。
■泣いて帰ることもあった加入初期…5期生には「私たちが教えてあげたい」
――金村さんは、一期生が全員卒業することでついに二期生が一番先輩になります。
【金村】そうですね…だからこそより私たちが手本になって後輩たちを引っ張っていかないといけないなという責任感を感じていて。これから五期生も入ってくるので、二期生が日向坂46を守っていく役割になっていくのかなと思います。
――守っていく役割というのは?
【金村】日向坂46全体の信頼や評判みたいなものを守っていかないといけないなと。私は最初の頃、礼儀やあいさつという基本的なことで毎日のように怒られていて…(笑)。それで泣いて帰ることも多かったんですが、その経験があったからこそ今があると思っています。5期生にはそういうところから私たちがちゃんと言えるようになりたい。自分もそうだったんですが、10代の子たちって普通の学生ですし、大人の社会への理解もなかなか難しい。最初は見守りつつ、守るべきところはちゃんと守れるように教えられればなと思います。
【高橋】私も立場的に言わなきゃいけない役割だと思うので、やるべきことはやろうの精神で、あんまり得意ではないんですが頑張ります!