1月24日、aprが2025年のスーパーGT参戦体制を発表した。今季もGT300クラスに30号車apr GR86 GT、31号車apr LC500h GTという2台のGTA-GT300規定車両を投入する。
aprはJGTC全日本GT選手権時代から現在のスーパーGTまで参戦を続け、数多くの勝利とタイトルを獲得してきた名門コンストラクターのひとつ。現在は2022年からGR86 GT、2023年からLC500h GTを投入しシリーズを戦っている。
迎える2025年シーズンに向けては、TOYOTA GAZOO Racingが1月21日に明らかにしているとおり、apr GR86 GT、apr LC500h GTの2台で引き続き参戦。タイヤについてはapr GR86 GTがミシュランに変更となるが、apr LC500h GTはブリヂストンを継続する。
ドライバーラインアップについては、apr GR86 GTは永井宏明/織戸学のベテランコンビ継続がTOYOTA GAZOO Racingから発表されていたが、今回のチームリリースで2023年に同車のドライブ経験を持ち、2024年はENDLESS GR86でスーパー耐久ST-4クラスのシリーズチャンピオンを獲得した小河諒の第3ドライバー起用が明らかになった。
一方のapr LC500h GTは、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するオリバー・ラスムッセンが、女性ドライバーの小山美姫とコンビを組み、第3ドライバーには昨年同様に根本悠生が起用される。
なお、今回の発表では、両マシンの車両カラーリングおよびチームを応援する『apr Victoria』のメンバーについてはTBN(後日発表)となっている。
apr 2025年スーパーGT参戦体制
#30 apr GR86 GT
車両名:apr GR86 GT
ベース車両:GR86
全長×全幅×全高:4550mm×1950mm ×1,100mm
車両重量:1100kg以上
ホイールベース:2650mm
トランスミッション:ヒューランド6速シーケンシャル
クラッチ:小倉クラッチ
サスペンション:前後ダブルウィッシュボーン
ホイール:レイズ製 フロント:12J×18インチ リヤ:13J×18インチ
エンジン:トヨタV8(TRD製2UR-G)
排気量:5.4リッター
タイヤ:ミシュランタイヤ
ドライバー:永井宏明/織戸学/小河諒
#31 apr LC500h GT
車両名:apr LC500h GT
ベース車両:レクサスLC500h
全長×全幅×全高:4770mm×1950mm×1108mm
車両重量:1300kg(基本)
ホイールベース:2870mm
トランスミッション:ヒューランド製6速シーケンシャル
クラッチ:小倉クラッチ製トリプルプレート
サスペンション:前後ダブルウィッシュボーン
ホイール:レイズ製 フロント:12J×18インチ リヤ:13J×18インチ
エンジン:トヨタV8(TRD製2UR-G)
排気量:5.4リッター
タイヤ:ブリヂストンタイヤ
ドライバー:オリバー・ラスムッセン/小山美姫/根本悠生