フジテレビに村上総務大臣「早期の調査と適切な判断、対応要請」社外取締役からは経営責任問う声も

中居正広さんと女性のトラブルをめぐり、独立した第三者委員会の設置を決めたフジテレビに対し、村上総務大臣は「早期に調査を進め、適切に判断、対応するよう要請した」と明らかにしました。

フジテレビと親会社はきのう、臨時の取締役会を開き、事実関係や会社としての対応を検証するため、独立した第三者委員会を設置しました。

村上誠一郎 総務大臣
「嘉納代表取締役会長に対して、第三者委員会において早期に調査を進め、その結果を踏まえ、適切に判断、対応していただきたい旨を要請」

一方、フジテレビでは社内外から経営陣の責任を問う声が上がっています。

フジ・メディアHD社外取締役　齋藤清人 文化放送社長
「経営の責任を人事面でどう考えるのかという話がきのうの臨時取締役会で出たのは事実」

フジ・メディアHD社外取締役　茂木友三郎 キッコーマン名誉会長
「（きのうの取締役会では）私も『しっかりしなさい』ということを言っておきました。経営責任というのは、問わなくても明らかなんじゃないですか」

フジテレビの港社長らは来週月曜日の午後、カメラを入れたオープンな形式で再び会見を行います。