広瀬すず&木戸大聖、手繋ぎでローラースケート『ゆきてかへらぬ』本編映像

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2025年01月24日 12:21  cinemacafe.net

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『ゆきてかへらぬ』(C)2025 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会
広瀬すず、木戸大聖、岡田将生共演の『ゆきてかへらぬ』より本編映像が解禁された。

本作は、大正から昭和初期を舞台に、実在した男女3人の壮絶な愛と青春を描いた作品。脚本は田中陽造。根岸吉太郎監督が、16年ぶりにメガホンを取った。

中原中也を演じるのは、Netflixドラマ「First Love 初恋」で注目され、様々な映画、ドラマに出演している木戸大聖。木戸は、僅か30歳で夭折した天才詩人・中原中也を演じるにあたり、「今まで演じてきた役とは全然かけ離れていて、自分の枠を超えてトライしなきゃいけない役でした」と明かす。

これまでの等身大で初々しさ感じる役柄を演じることが多かった木戸が、不遇な作家人生を歩み、破天荒な逸話がいまでも語り継がれる中原中也という役で新境地を拓いている。

さらに、本作で描かれる運命の女性・長谷川泰子(広瀬すず)と繰り広げる歪な恋愛関係について、「中也が泰子に向ける愛のベクトルや彼らの愛し合い方って今の人が見ればちょっと歪だったりするかもしれませんが、根源にあるのは真っ直ぐな愛。それは今まで自分が経験してきた役と通じるところがあり、その真っ直ぐさと今までにない狂った自分、どちらもうまくミックスして新しい中也像を創りたいと思いました」とコメント。

これまでのイメージを覆す、狂気を纏った木戸の変貌と時代を駆け抜けたアーティストたちの愛の行く末を見届けてほしい。

また、解禁された本編映像では、広瀬すず演じる長谷川泰子と中也が過ごしたかけがえのない瞬間が切り取られている。

京都で運命的な出会いを果たし、ともに暮らし始めた20歳の駆け出し女優・泰子と、まだ学生だった17歳の中也。端役でも主役さながらの存在感と態度のせいで現場では邪険に扱われ一向に芽が出ない泰子。肩を落として歩いていると、泰子の気持ちを知ってか知らずかローラースケートを履き颯爽と現れた中也は、彼女の手をとり一緒に滑り始める。

突拍子のない行動に振り回されつつも、中也の無邪気で自由な姿に、いつの間にか笑顔を取り戻す泰子。世の中に対して強気な態度と姿勢で、戦いを挑むように立ち向かっている2人が、心を許し合える唯一無二の関係であったことが垣間見える。さらに、“狂気”を秘めていた中也の中に共存する“無邪気さ”に思わず胸がときめく本編映像となっている。

『ゆきてかへらぬ』は2月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。





(シネマカフェ編集部)

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