令和の時代に昭和レトロな空間でご当地鍋や地酒を楽しめる!横浜赤レンガ倉庫「酒処 鍋小屋 2025」が楽しすぎるぞ〜!

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2025年01月24日 14:20  Pouch[ポーチ]

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異国情緒満載のクリスマスマーケットから一変、横浜赤レンガ倉庫に昭和の香りがムンムン漂うレトロ空間が出没しております。

それが、現在開催中のイベント「酒処 鍋小屋 2025」ーービールケースにこたつが並び昭和歌謡が鳴り響く空間で、全国のご当地鍋や地酒を楽しめてしまうというなんとも不思議な催し。

イベント告知を見たときから「赤レンガでおこたに入ってお鍋とは???」と戸惑っていた昭和生まれの私、取材のお誘いをいただいて気になりすぎる現地へ行ってまいりました!

【「酒処 鍋小屋」今年のテーマは「昭和」】

赤レンガ倉庫に到着すると、クリスマスマーケットでヒュッゲが立ち並んでいたイベント広場に “小屋” が登場していました。

「寒〜い冬に開放的な空間で熱々の鍋を囲み、交友を深めてほしい」という想いから生まれたイベント「酒処 鍋小屋」は、今年で開催9回目だそう。昭和改元から100周年となる2025年のテーマはずばり「昭和」です。

会場に入ると、まず視界に飛び込んできたのはズラリと並ぶ赤ちょうちん、そして左手のお座敷に所狭しと鎮座するこたつ


ビールケースをアレンジした椅子があちこちに置かれ、昭和感を感じさせる装飾の数々が掲げられ、両サイドにはおつまみやお鍋を販売するブースが。

そんなイベントエリアの最奥であなたを待つのは、今年初登場の「スナック横丁」。なんでもZ世代を中心に今スナックブームが巻き起こっているそうで……?


会期中は実際にスナックを営んでいるママさんが日替わりで登場し、古き良きスナック文化をドリンク1杯+乾き物、カラオケ使用料込み1500円で楽しめるそう。

取材日は平日昼間だったのですが、爆音でカラオケ聞こえてきてました。場の温まりっぷりが半端ないですね……ここ本当に横浜赤レンガ倉庫ですか?

【「作る鍋」に個性豊かなご当地鍋】

インパクト抜群のこたつエリアでは「作る鍋」を提供。友だちや家族と、こたつで鍋パできちゃうってわけ。
今年のお鍋は先代武蔵川部屋元ちゃんこ長監修の「ちゃんこ鍋」で、味は「塩ソップちゃんこ」「カレーちゃんこ」「豚胡麻味噌ちゃんこ」から選べるそう。「ソップ」って?と思って調べたら、どうやら「スープ」のことらしいです。ごっつぁんです。

ご当地鍋のラインナップも魅力的すぎるんです。秋田といえば!の「本場きりたんぽ鍋」(1000円)は、みっちみちのきりたんぽにすぐにでもかぶりつきたくなるし、新潟県産紅ズワイガニと有頭エビが輝く「海鮮キムチチゲ」(1200円)はこのお値段でいいんですか?なビジュアルにクラクラ。
宮城県の「痛風鍋」(1650円)は名前のインパクトに負けず劣らずプリプリの牡蠣がこちらを誘惑してくるし、もうどれもこれもが美味しそう。

しかもそれぞれのお店で多種多様な地酒まで販売されていて、お鍋と一緒に楽しめてしまう……取材前は正直「作る鍋がいっちゃん食べたいでしょ」と思っていたのですが、こりゃ〜各地の食べ比べ&飲み比べ待ったなしです。

ここでそんな私とアナタに朗報。なんと数量限定でちょい呑みチケット3枚+ちょい鍋チケット3枚にオリジナルお猪口がついてくるセット(3000円)が会場入口で販売されておりまス!


お鍋はミニサイズでの提供で、一部おつまみなども選べるそう。また日本酒は、38種類の中から3杯選んで楽しめます(対象のお鍋やお酒は現地の案内や赤レンガ倉庫のサイトなどをご確認ください)。

このオリジナルお猪口のデザインがまたかわゆいのですよ……あれこれ食べて飲みたいワ!ってな方はぜひともチェックしてくださいまし。

【「仙台セリ鍋」食べてみたら絶品だった件】

ちなみにこの日の私は迷いに迷った結果「どうせなら、この場でなければ食べられなさそうな鍋を食べよう!」と思い、みちのく酒場「仙台セリ鍋」(1000円)をチョイス。なんと、このドーンと乗っかったセリを根っこごと食べるお鍋なんです。宮城県は、セリの生産量が日本一なんですって。
これがもう、ほんっとうに美味しくって!!!!! 醤油ベースのシンプルなお出汁なんですが、ひとくち食べるとセリの爽やかさと春の土の香りがもう口いっぱいに広がって……うわぁ〜、書いてるとまた食べたくなってきてしまう。

セリってもともとクセが強いですし、ものすごく好き嫌いは分かれるかもしれません。でも春の山菜やパクチーが大好き!という方ならどハマリすると思います。

【甘味もありまっせ】

さらに今年は日本あんこ協会後援の「あんこ横丁」が初登場。全国各地の和を感じさせるスイーツの名店やキッチンカーが会場入口に並んでいました。

東京巣鴨とげぬき福寿庵「あまりん大福」や、エスプレッソと日本酒を染み込ませたどら焼きで作るKitchen macaroni「大吟醸香るティラミスどら焼き」など、ひとひねりある和スイーツが集合しているので、甘味好きの方は要チェックです。

【食べて飲んで楽しめる】

普段なかなか食べられないご当地鍋を楽しめたり、作り込まれた “昭和感” にワクワクしたり、昭和ソングを思わず口ずさんだりと、五感で味わえるイベント「酒処 鍋小屋 2025」の会期は2月2日(日)まで。

会場の外には射的やわなげが楽しめる「お祭り縁日」もあり、お子さま連れでの方も楽しめそう。まるでテーマパークに迷い込んだかのような空間で、昭和テイストに浸りながらお鍋をつついてみませんか?

■酒処 鍋小屋 2025

期間:
2025年1月18日(土)〜2月2日(日) 計16日間
※雨天決行、荒天時は休業することがあります。

営業時間:
平日 12:00〜21:00(L.O. 20:30)
土日 11:00〜21:00(L.O. 20:30)
※一部エリアでは、営業時間が異なります。

場所:
横浜赤レンガ倉庫イベント広場(〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1-1)

入場料:
無料 ※飲食・物販代等は別途

参考リンク:横浜赤レンガ倉庫
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(c)Pouch

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