清 竜人、きゃりーぱみゅぱみゅと共通点の“ひとりっ子”トーク「ひとりっ子の本質を理解するのは大人になってから」

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2025年01月24日 21:00  TOKYO FM +

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清 竜人、きゃりーぱみゅぱみゅと共通点の“ひとりっ子”トーク「ひとりっ子の本質を理解するのは大人になってから」
きゃりーぱみゅぱみゅがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 〜Touch Your Heart〜」(毎週日曜12:30〜12:55)。この番組では、きゃりーが自身の趣味や興味のあることについて語ったり、いま輝いているゲストをお迎えしたりしながら、さまざまなエピソードを1冊の本に見立て、紐解いていきます。

1月12日(日)、1月19日(日)の放送では、ミュージシャンの清 竜人(きよし・りゅうじん)さんをゲストに迎えて、お届けしました。


(左から)清 竜人さん、パーソナリティのきゃりーぱみゅぱみゅ



★19歳でデビューした清 竜人の“音楽ルーツ”は?

清さんは、19歳のときにシンガーソングライターとしてデビュー。ソロだけでなくバンド、さらには一夫多妻制アイドルユニット・清 竜人25としても活動。また、さまざまなアーティストへの楽曲提供をはじめ、映像監督や俳優など、マルチに活動しています。

そんな清さんとは、プライベートで何度か一緒に食事に行ったことがあるというきゃりーは、「本当にミステリアスで掴みどころがなくて。でも、今回お会いするのがめっちゃ久しぶりなので、とても楽しみ♪」と声を弾ませます。

清さんが音楽に触れるようになったのは、物心がついたときから。幼少期からピアノを習っていたうえに、音楽大学の附属幼稚園に通っていたこともあり「幼稚園の頃が一番真面目に音楽をやっていたんじゃないかな(笑)」と笑いを誘います。

そんな幼稚園時代を過ごすも、「男の子なので、ちょっとずつ野球とかスポーツに傾倒し始ました。音楽のピークが幼稚園でそこからどんどん熱量が下がっていって(笑)。だけど、中学・高校のときにいわゆる“バンドブーム”みたいなものもあってバンドを始めて、そこで(音楽への熱が)再燃しました」と振り返ります。

「もともとクラシックがスタートだったけど、ポップスというか歌ものみたいなものに心を惹かれて、違う形で音楽をやってみようかなっていうのが、ざっくりとした音楽遍歴ですかね」と自身の音楽ルーツを話してくれました。

また、ひょんなトークの流れで、お互いに“ひとりっ子”という共通点が発覚。きゃりーが「私はここ最近、ひとりっ子が背負っているものについて考えることがあって……」と切り出し、ひとりっ子トークに花を咲かせる場面も。

きゃりーの言葉を受けて、清さんは「めっちゃわかる(笑)! ひとりっ子って、ひとりっ子の本質を理解するのは大人になってからだよね。子どもの頃ってメリットばかりが見えるというか。人によって違うかもしれないけれど、ひとりっ子って重荷って言うとなんだけど、責任みたいなものが年々増え続けるんだなって」とうなずきます。

さらに「大人になってから、思い出を共有している人間がいないのが寂しいなと思うことがたまにありますね。普通、先に親が亡くなるわけだけど、亡くなったときに兄弟姉妹がいれば、思い出話とか、同じ光景を見たり、同じシチュエーションに一緒にいた人が少なからずこの世界にいるっていうのは、どこか温かい気持ちになれるのかなと思うんですよね。だけど、ひとりっ子は全部その思い出も背負わないといけないっていう。このつらさは愛情があればあるほど感じてしまうのかもしれないけれど、(寂しさは)増えていくんだろうなと思うとちょっと切ないよね」と思いを語ると、きゃりーも共感しきり。

2024年に第1子を出産したばかりのきゃりーは、「自分の親にとって初めての孫が爆誕してかわいがってくれているんですけど、『お母さんやめて』とか『こっちはこっちのやり方があるから』みたいなことがあって」と近況を打ち明けます。

赤ちゃんの世話をするにあたり、母親が手伝ってくれて助かることもあれば、お互いにストレスがかかってしまう部分もあって「ちょっと距離をとったほうがお互いのためになるんじゃないか? ってなるんですけど、ひとりっ子なので『元気?』とか『次、いつ来るの?』ってすぐ送っちゃうの(苦笑)」ときゃりー。

子どもを出産してからの両親との距離感や関係性など「そのあたりのバランスや家族のあり方が変わってきたなって感じがしました」と実感を語る場面もありました。


(左から)清 竜人さん、パーソナリティのきゃりーぱみゅぱみゅ



★Chapter#0 Library★

ゲストが背中を押された作品を紹介してもらうコーナーで、清さんがセレクトしたのは、ドラマ「幼獣マメシバ」です。

物語の主人公は、主演・佐藤二朗さん演じる、無職の中年ニート・芝二郎。ある日、父親(笹野高史)が亡くなったのをきっかけに、やさしかった母親(藤田弓子)は「私を探しなさい」という置き手紙とともに生まれたばかりのマメシバ・一郎を残して家を出てしまう。ずっとひきこもりだった二郎が、相棒のマメシバとともに、生まれて初めて“旅”に出て行く姿を描いています。

数ある作品のなかでパッと思い浮かんだという本作の魅力について、清さんは「たまたま深夜にテレビで観たんですよ。(主人公は)お母さんがいなくなって暮らせないんだけど、豆柴がいるからどこか放っておけなくて。豆柴との交流でちょっとずつ外の世界に出ていくという、すごくほっこりするストーリーです(笑)。(ひきこもりから徐々に)外に出て行こうとする様子を観ていると、『行け〜っ!』ってすごく熱くなれるの。すごくいい作品です!」と太鼓判を押していました。



2週に渡る清さんとのトークを振り返り、きゃりーは「やっぱり竜人さんとお話するのはすごく楽しいし、自分では考えつかないようなところを引き出してくれるっていうか、それによって“あっ、私ってこういうふうに考えていたんだ!?”みたいになることもすごくありました」と話していました。

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1月19日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年1月27日(月) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。

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<番組概要>
番組名:CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 〜Touch Your Heart〜
放送日時:毎週日曜 12:30〜12:55
パーソナリティ:きゃりーぱみゅぱみゅ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/heart/

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