このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのデータをポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは1月19日(日)付のチャートを紹介!
10位:マカロニえんぴつ『然らば』
先週の初登場36位から26ポイントアップで一気にトップ10圏内に。同曲はバンドの「青かった日々」や粗削りだったインディーズ時代のサウンドを意識して制作しているが、実際に当時の音を曲に取り入れているそう。マカロニえんぴつが毎週水曜にナビゲーターを務めているJ-WAVE『THE KINGS PLACE』のメンバートークでは『然らば』の曲のなかに、インディーズ時代に発表した『恋人ごっこ』の一部が逆再生されて入っていると告白している。公に発表する前にすでに気が付いていたファンもちらほらいたそうで、メンバーもビックリしたのだとか。9位:Chloe Qisha『Scary Movie』
エントリー2週目で早くもトップ10入りを果たした。マレーシア・クアラルンプール出身で現在はロンドンを拠点に活動しているシンガーソングライターのChloe Qishaは、2024年11月にセルフタイトルのデビューEPをリリースしたばかりの新人アーティストだ。音楽検索アプリ・Shazamが発表した、今年ブレイクが期待されるアーティスト「Shazam Fast Forward 2025」で、注目の50人のニューアーティストのひとりに選ばれている。「曲名が知りたい」「アーティスト名が知りたい」という検索数にもとづいているため、クリスは「それだけ注目されていると言いますか、楽曲の強さやよさを表わしているということでしょう」とコメントした。8位:Chappell Roan『Good Luck, Babe!』
先週の25位から17ポイントアップ。番組ではリスナーがアーティストに関するクイズに答える「逆電バスター」を実施。問題は「アメリカ・ミズーリ州出身のChappell Roanの実家で飼われていた動物には、あるアーティストの名前がつけられていた。その名前とはズバリ誰?」というもので、正解は「Lady Gaga」。Chappell Roanの両親がLady Gagaのファンで、実家の農場で飼っていたニワトリにLady Gagaという名前をつけていたそう。7位:Official髭男dism『50%』
先週から17ポイントアップで3週間ぶりにトップ10圏内に戻ってきた。この曲のメイキングムービーがバンドのYouTube公式チャンネルにアップされ、レコーディングの様子やミュージックビデオの撮影の裏側などが公開された。同曲では、いままでのヒゲダンにはあまりなかった「ラップのような高速ボーカル」になるパートが印象的。この部分について、ボーカルの藤原 聡いわく「最初からラップをやろうと思っていたわけではなくて、自分のエピソードを歌詞に混ぜ込んで書き出していったら、情報量が多くなりすぎてメロディに入りきらなかったので『じゃあ、言葉を詰め込んでみよう』と、この形になった」とのこと。6位:Lola Young『Messy』
イギリス・ロンドン生まれ、24歳のシンガーソングライターLola Youngの『Messy』が、今週のチャートで100曲中、最も高いポジションに初登場した「High Power Debut」曲となった。Amy WinehouseやAdeleなどに影響を受け、2021年にはBrit Awardsの新人賞である「Brit Award for Rising Star」にノミネート。その翌年に発表された「BBC Sound of 2022」では4位と注目を集めた。2024年5月に発表した、すべての元恋人への「ふざけるな」というメッセージだと語るアルバム『This Wasn't Meant For You Anyway』に収録されていた同曲だが、この曲をBGMにしたダンス動画が2024年末からTikTokでバイラルヒットしている。5位:Roomies『Like This Before』
4位:Furui Riho『Tomorrow』
先週と変わらず4位に。毎週土曜、お昼12時から放送中のJ-WAVE『BLUE IN GREEN』では、Furui Rihoがソロキャンプに挑戦中。焚火をしたり、キャンプ飯を作ったりと楽しんでいる様子がオンエアされている。北海道出身だけにFurui Rihoが用意したのはジンギスカンセット。北海道のバーベキューではジンギスカンは定番で、Furui Riho流ではタレに漬け込んだ羊肉を焼いて食べるそう。欠かせないのは締めのうどんで、ジンギスカンのタレが残った鉄板で、そのタレにうどんを絡めながら焼いて食べるのが北海道スタイルだという。3位:サザンオールスターズ『桜、ひらり』
先週2位の初登場から、今週は1ポイント後退で3位に。3月にリリース予定のおよそ10年ぶりとなるニューアルバム『THANK YOU SO MUCH』からの1曲だ。今回のアルバムについて、読み物としての側面も大切にしたいという桑田佳祐による企画展「よむ“THANK YOU SO MUCH”展」が現在開催中だ。同企画展は現在実施中のサザンの全国ツアーに帯同する形で開催され、入場・観覧は無料。まだ一部しか公開されていないアルバム収録曲の歌詞や、歌詞にまつわる読み物に加え、サザンの楽曲の誕生の地と言われている「ビクター401スタジオ」を視覚的に体感できるエリアなど、さまざまなコンテンツが用意されているという。2位:Mrs. GREEN APPLE『ライラック』
今年デビュー10周年のアニバーサリーを迎えるMrs. GREEN APPLEの曲が、先週の3位からサザンと入れ替わり2位となり、エントリー14週目にしてこれまでで最も高いポジションに上がってきた。ストリーミング時代の人気バンドとして若い世代にも圧倒的な支持を集めているミセスだが、このたび公式プレイリスト「Mrs. GREEN APPLEの入り口」を公開。自身のストリーミング総再生回数TOP20の楽曲を並べた、入門編にぴったりのプレイリストだ。『ライラック』も2024年リリースの楽曲ながら9位に入っているほか、1位は2018年にリリースされた『青と夏』となっている。1位:ROSÉ & Bruno Mars『APT.』
通算10回目のナンバーワンを獲得。『TOKIO HOT 100』の過去の記録では、1989年のPrince『Batdance』、1996年のJamiroquai『Virtual Insanity』、2008年のColdplay『Viva La Vida』と並び、歴代4位タイの快挙を達成した。もし、次週も11週目の1位になると1992年、1993年にかけて記録されたWhitney Houstonの『I Will Always Love You』と2005年、2006年に記録されたMadonnaの『Hung Up』に並ぶ2位タイ。さらにもう1週1位になると、同番組の36年の歴史のなかで最多ナンバーワンソングとなっているTLC『No Scrubs』の通算12週と並ぶことになる。1位:ROSÉ & Bruno Mars『APT.』
2位:Mrs. GREEN APPLE『ライラック』
3位:サザンオールスターズ『桜、ひらり』
4位:Furui Riho『Tomorrow』
5位:Roomies『Like This Before』
6位:Lola Young『Messy』 7位:Official髭男dism『50%』
8位:Chappell Roan『GOOD LUCK, BABE!』
9位:Chloe Qisha『Scary Movie』
10位:マカロニえんぴつ『然らば』
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54
クリス・ペプラー
オフィシャルサイト