フジテレビ 今月のCM差し替え分は料金請求しない方針　3月までの減収分は200億円になるとの試算も

中居さんと女性のトラブルをめぐってフジテレビでのCM放映を見合わせる企業が相次ぐなか、フジテレビはACジャパンの広告に差し替えた分について料金を請求しない方針を決めました。

フジテレビでは先週の社長の会見後、少なくとも75の企業がCM放映を見合わせてACジャパンの広告に差し替えています。

広告業界では差し替えがあっても料金は支払われるのが原則ですが、関係者によりますと、フジテレビは今月分については広告料を請求しない方針を決めたということです。

生活用品メーカー大手の「ライオン」によりますと、今月分については返金を求め、2月以降に予定していた広告はキャンセルするということです。

広告関係者によりますと、今月から3月までの減収分は200億円になるとの試算もあり、フジテレビの社内外から経営責任を問う声があがっています。