【写真】家事がテーマのお仕事ドラマ『対岸の家事』主婦役の多部未華子
原作は、2019年に火曜ドラマ枠でドラマ化され高視聴率を獲得した『わたし、定時で帰ります。』(新潮文庫)の著者・朱野帰子が描く新たなお仕事小説『対岸の家事』(講談社文庫)。
多部は『私の家政夫ナギサさん』(2020年)以来、約5年ぶり2度目のTBS火曜ドラマの主演を務める。『私の家政夫ナギサさん』では仕事は完璧にこなす一方で家事は全く出来ないキャリアウーマンを演じたが、本作で演じるのは育児と家事に奮闘する専業主婦の村上詩穂。私生活でも一児の母である多部が、約5年前とは真逆なキャラクターを等身大で演じる。
詩穂は過去のある出来事から、「家族のために“家事をすること”を仕事にしたい」と専業主婦になることを選んだ。しかし、今の時代に専業主婦は珍しく、夫が帰ってくるまでの間、長い長い昼間を娘と2人きりで過ごしていた。そんな中、ひょんなことから、働くママや育休中のエリート官僚パパなど、出会うはずのなかった人たちと交流していくことに。生き方も考え方も正反対な「対岸にいる人たち」とぶつかり合いながら、どうつながっていくのか。
「家事で泣いてしまったことありませんか――?」。本作の主人公・専業主婦の詩穂は、働くママが主流となった昼間の街でなかなか自分と同じような主婦仲間を見つけられず、「…あれ、今日もまた誰ともしゃべってない!?」とちょっぴり焦りを感じる日々。そんな中、立場は全く違えど、同じように“家事”にまつわるさまざまな問題を抱える人たちと出会い、交流していくことになる。育児と仕事の両立に限界ギリギリのワーキングマザー。完璧な育児計画を掲げるも思うようにいかず困惑する育休中のエリート官僚パパ。働くママの裏で残業を強いられる若手社員。親の介護に悩むバリキャリ女性。周りからの子どもの期待にプレッシャーを感じる新婚主婦など。
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主演の多部は「台本を拝見して、毎話とても共感するお話ばかりです。いろんな家族の形があって、いろんな子どもとの向き合い方があるなと、考えさせられました。全ての子どもを持つ母や父、家族に共感していただけるドラマになっているんじゃないかなと思っています。明日からも自分のペースで頑張ろうと少しでも前向きに思ってもらえるドラマになっていると思いますので、是非楽しみにしていただけたらうれしいです!!」とメッセージを寄せた。
原作の朱野は「生き方が多様化する社会で『私の人生は正解だ』と思うことは難しい。それでも前向きに生きようとする人たちの物語を、TBSテレビ火曜よる10時のドラマチームに託しました。最高の脚本と最高の俳優陣に恵まれたことを幸せに感じています」とコメント。
阿部愛沙美プロデューサーは「このドラマの制作を始めてから、朱野先生の言葉をはじめ、台本のセリフ、取材のために帯同した子育て中の友人との時間に触れ、たくさんの価値観が私の中で変わっていきました。会社で働く同僚の事、両親の事、友人の事、自分の事。そして、主演に多部さんをお迎えすることができ、さらに説得力と包容力が増して皆さんにも何か感じていただけるドラマになると思っています。“家事”という身近な話だからこそ、様々な議論が生まれると思いますが、それもドラマの楽しみの1つになったら…主婦のお話ですが、色々な立場のキャラクターが出てきますので是非たくさんの方に観ていただきたいです! どうぞよろしくお願い致します!」としている。
火曜ドラマ『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』は、TBS系にて4月より毎週火曜22時放送。
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