【シリコンバレー時事】米メタ(旧フェイスブック)は24日、短文投稿アプリのスレッズについて、米国と日本で広告配信の試験を始めると発表した。利用者が月間3億人を超える中、収益化に動く。
スレッズは2023年7月に提供を開始。実業家イーロン・マスク氏による買収に伴って投稿管理を緩めたX(旧ツイッター)からの広告引き上げが相次ぐ中、間隙(かんげき)を突いて市場に参入した。今回の一手で、広告主の争奪戦が激しくなりそうだ。
発表によると、少数の広告主が広告を出せる。メタ傘下の写真共有アプリ、インスタグラム責任者のアダム・モッセーリ氏は「広く導入する前に、この試験を注意深く見守る」と述べた。