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元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(67)が25日、カンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西ローカル)に出演し、亡くなった元兵庫県議に対する事実と異なる投稿について、生謝罪した。
スーツ姿で、神妙な面持ちの東国原氏は「ほんとに今回、私の真偽不明の情報を、十分なファクトチェックもせず、裏取りもせずに、拙速に発信してしまったことを深く反省しております」と謝罪。
続けて「今回お亡くなりになった元議員の方、そしてまた遺族の方々、関係各位の方々に、大変なご迷惑、ご心労とおかけしていることを、この場をもって深くおわびを申し上げたいと思います。どうも申し訳ありませんでした」と言い、頭を下げた。
東国原氏は、19日に元県議について「警察から事情聴取もされていたと聞く」などと投稿し、その後削除して、おわびの文言を投稿。23日には、コメンテーターとしてレギュラー出演するTBS系「ゴゴスマ〜GOGO!smile〜」への出演を見合わせていた。
この日は、「ゴゴスマ」と同じ、CBCテレビ出身のフリーアナウンサーの石井亮次(47)が進行する番組で、2部制の1部冒頭のみ出演。東国原氏の謝罪の後、兵庫県警が元県議をめぐる情報について完全否定したことを伝え、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首の元県議をめぐる発言、投稿の訂正、謝罪も報じた。
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立花氏の一連の行動を報じた後、ゲスト出演していた松嶋尚美が意見を求められ「警察の方が、間違いで、全然そんなことなかったよって、ちゃんと言ってくれたから、これうそだったって分かって」と言及。ただし「本人も間違いでした、ごめんなさい。で、謝って謝罪して、はい、もう僕の罪終わりみたいな世の中が怖い。それでオッケーとしてるのが。だってすごい名誉毀損(きそん)やと思うよ」との思いも吐露。
一方で、ジャーナリストの堀潤氏は「この問題って100年さかのぼっても同じ課題なんですよ。発信すると、最後まで責任を取らないだけじゃなくて、訂正がしっかりされない。これが大きな問題。ただ、今回のように、ヒガシさんが『いや、違ってたんです』とおっしゃって。発信者がちゃんと言うってことは、ものすごく大切だと思う」と評価した。
再び、石井アナから話を振られた東国原氏は「いや、もう僕は言葉はありません。もう、ただただ、自分が行った発信が、本当に拙速だったと。安直だった、幼稚だった、稚拙だったと。反省しきりであります。重ねて皆様方には、関係各位の方にはおわびを申し上げたいと思います」と言い、番組の出演を終えた。
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