ラッセル・クロウが悪魔憑きブリッジを披露『ザ・エクソシズム』日本公開版予告映像

　映画『グラディエーター』（2000年）のラッセル・クロウが主演を務めた映画『ザ・エクソシズム』（2月21日公開）の日本公開版予告編が解禁となった。予告編内では、本作がオマージュを捧げる名作映画『エクソシスト』（1973年）の代名詞にして、同作で悪魔に憑かれた少女リーガンが見せた通称「スパイダーウォーク」を彷彿とさせる悪魔憑きブリッジをラッセル・クロウが披露している。

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　本作は、悪魔祓いが題材の新作ホラー映画で“神父役”に選ばれた落ち目の俳優を主人公に、昨今の聖職者の在り方やLGBTQなど現代的なテーマを映し出しながらも、撮影現場で巻き起こる恐怖の行方を描いた悪魔祓いスリラー。

　長年依存症に苦しみ続け“信仰”にまつわる暗い秘密を抱える俳優アンソニーを、『ヴァチカンのエクソシスト』での神父役も記憶に新しいラッセル・クロウ。アンソニーの娘リー役をラッセルと長く親交があり本作が待望の共演作となったライアン・シンプキンスが演じる。「アバター」シリーズのサム・ワーシントンも出演している。

　予告編では、ラッセル・クロウ演じる主人公アンソニーが神父役を演じることになった経緯、内に抱える罪の意識と葛藤にさいなまれる姿も描かれ、「なぜ《邪悪なるもの》はアンソニーの心を蝕（むしば）むのか？」と見る者の考察意欲をかき立てる内容になっている。

　監督は、悪魔祓い映画の金字塔『エクソシスト』でカラス神父役を演じた俳優ジェイソン・ミラーの息子であり、制作秘話伝説として語り継がれる父が体験した「エクソシストの災い」を知るジョシュア・ジョン・ミラー。

　スクリーム・クイーン女優だった母スーザン・バーナードに捧げた『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』（2015年）同様、苦難の中“神父役”を演じ切った父を讃える映画として、『エクソシスト』へのオマージュはもちろん、劇中の娘が見る悪魔に取り憑かれた俳優の父の姿には、災いに取りつかれたような人生を送った俳優の父を実際に持った監督の想いが込められている。

　さらに「ハロウィン」シリーズのビル・ブロックと「スクリーム」シリーズのケヴィン・ウィリアムソンがプロデュースを務めたほか、『イット・フォローズ』の美術スタッフ、『ジェーン・ドウの解剖』の音楽スタッフ、『マッドマックス フュリオサ』のカメラマンらが、驚愕の恐怖映像を実現するために集結した。

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