1月19日から23日まで、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたスーパーGTのウインターテスト。今シーズン開幕に向けた本格的なテストの始まりとなったが、TGR TEAM WedsSport BANDOHの国本雄資と阪口晴南とともに行動していたのが小高一斗だ。テストでは19号車GRスープラもドライブしている。今季の役どころはどんなものになるのだろうか。
そんな小高は、1月19〜23日に行われたテストでは2024年に続いてTGR TEAM WedsSport BANDOHに帯同するかたちでセパンテストに参加した。19号車もドライブしているが、19号車に帯同した理由について坂東正敬監督に聞くと、「TGR全体のリザーブドライバーではありますが、それだけでは(サーキットに入るための)パスも出ないですからね。どこかのチームが申請しなければいけないので、(19号車の)第3ドライバーとして登録してあります」のだという。
TGR TEAM WedsSport BANDOHと言えば、ヨコハマを履くことからテストの時間も多く、ドライブするチャンスも多い。これまで多くのGT500チャンピオンが19号車から育っていった。それもドライブ時間の多さから、GT500に早く適応できるからだ。坂東監督自身も若手育成に情熱を燃やしている。「いちばんテストが多いですし、乗ることができるチャンスがある」と小高自身も期待を寄せている。