「言葉では言い表せない」デイトナデビュー。SROアメリカ3冠の実力者はIMSAでの成功に自信

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2025年01月25日 19:50  AUTOSPORT web

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GTDクラスにエントリーしているローン・スター・レーシングの80号車メルセデスAMG GT3エボ 2025年IMSA開幕戦デイトナ24時間
 SROアメリカのクラスチャンピオンに3度輝いたエリック・フィルゲイラスは、ローン・スター・レーシングでの初めてのIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権プログラムに向け準備を進めるなか、ロレックス24(デイトナ24時間レース)デビューについて「言葉では言い表せない」と述べた。

「僕にとって、このプロジェクトに参加することは、これまでの人生で積み上げてきた努力がすべて実を結んだようなものだ」とSportscar365に語ったフィルゲイラス。

「このショーに参加する……外から見ているのではなく、その中でレースをすることは、簡単には言葉では言い表せない。本当に、本当に特別なことだ」

「週末の間に集中していることがあっても、僕は立ち止まって、このイベントが持っているすべてのものに感謝している」

 フロリダ州出身の31歳は、2024年にローン・スターのチームスポッターとしてデイトナ24時間レースに参加し、最終的にこれが今季2025年のIMSAミシュラン・エンデュランス・カップにおけるローン・スターのドライバーラインアップに加わるきっかけとなった。

「シーズンを通して、チームを管理しているAJ.ピーターソンと連絡を取り合っていたが、10月に彼から電話が掛かってきて『ダン・ノックスがチームをまとめたいと言っていて、良いシルバードライバーが必要だ』と言われた」と彼は説明した。

「評価プロセスがあり、それが彼らが僕を選ぶことにつながった」

「他にもいくつかのチームでチャンスを探していたが、正直に言ってローン・スターは僕が本当に一緒にやりたかったチームだ」

「彼らは大きなチームではないが、『勝ちたい』と思っている、非常に細かいところまで気を配るプロフェッショナルな人たちの集まりだ。僕はそこをホームとしたいと思っていたので、すべてがうまくいった。選んでもらって本当に感謝している」

 週末のレースに向けて準備を進めているフィルゲイラスは、デイトナのハイバンクでの経験がある。彼はIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジのシーズン開幕戦であるBMW Mエンデュランス・チャレンジに2度出場し、2022年にはRS1でプロレースにデビューし優勝を飾った。

「あのレースはデビューウインができたので、今回も同じ幸運が続くことを願っている」と地元フロリダ出身のドライバーは言った。

「土曜日のファンウォークには、僕の人生のおいてとても大切な人たちが大勢来てくれるはずだ。だから、僕も本当に興奮している」

 ピレリGT4アメリカとファナテックGTワールドチャレンジ・アメリカの両方で成功を収めた後、フィルゲイラスはウェザーテック選手権でも同様に良い時間を過ごすことができると信じている。

「それは、僕が直面するかもしれない、どんな種類の逆境やどんな種類の課題も、もう少し冷静に受け止めることを可能にしてくれた」

「これは北米のスポーツカーレースの大きなショーだが、僕は心地よく感じている。自分がこのリーグにそぐわないとか、ここにいる能力がないとは感じていない」

「本当に居心地がいいし、自分に何ができるのか、チームに何をもたらすことができるのか、とても自信がある。ワクワクしているくらいだ。準備はできているよ」

「このチームには、時計(ロレックス)を持って帰ることができる能力が充分にあると信じている」

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