《喋り方も佇まいも色気も ぐるナイでの様子とまるで違うから別人かと思った…》
《花魁役大丈夫かな?と思ってたけど、とんでもなかった。賢く気が強く教養高く、重三郎への純情も、男を転がす手練手管に長けた強かさも全部、心から感じられる最高の花魁ですよ。花の井花魁だけでもこの大河見る価値あるよ》
NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第2回が1月12日、放送された。吉原の花魁「花の井」を演じる小芝風花(27)の演技が話題を呼び、Xでトレンド入り。SNS上は冒頭のような絶賛であふれた。
新たな一面で“代表作”に
「小芝さんは『トクサツガガガ』(NHK)、『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)のような明るくて親しみやすいイメージでコメディエンヌの印象が強かったです。今回も活発な町娘のほうが似合いそうで、花魁は意外な配役でしたが、大人の女性としての新たな一面が見られました。小芝さんの代表作になるのでは」
と話すのは、ドラマウォッチャーのカトリーヌあやこさん。
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《花魁姿も美しくて華やかで素敵と思って見てたけど、男装で瀬川を名乗った花の井にもう惚れ込んでしまったよ…小芝風花ちゃんすごい…》(SNSより)
と歌舞伎の女形・二代目の瀬川菊之丞(三代目・花柳寿楽)になりきった男装姿に反響があった。
「平賀源内(安田顕)の前に男装して現れ、『おぶしゃれざんすな!(「ふざけるな」の意味)べらぼうめ!』と啖呵を切る見せ場がありました。源内の思い人が亡くなった二代目瀬川であることを見破るなど、美しいだけでなく学があり、粋で度胸がある花の井の姿は小芝さんに合っていましたね」(カトリーヌあやこさん、以下同)
未来を見据えた移籍
花の井は源内に「今宵のわっちは“瀬川(菊之丞)”でありんす」と言い、舞を踊り、吉原の案内本「吉原細見」の序文を源内に執筆してもらうことに成功した。
「花の井は実在した花魁で、籍を置く松葉屋の看板遊女の名跡『瀬川』という名前を後に継いで『五代目・瀬川』になりますので、小芝さんもそうなるのでは。『五代目・瀬川』は大きな見せ場があるので、どう描かれるのか楽しみです」
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小芝は14歳から所属していた「オスカープロモーション」を2024年末で退社し、今年から大手事務所の「トップコート」に移籍。
「トップコートは木村佳乃さんや杏さんのようなしっかりとした演技のできる役者がそろっているので、小芝さんも女優としての未来を見据えた移籍だったのかと思います。同じ事務所の松坂桃李さんや菅田将暉さんとの共演も期待できますね」
『あきない世傳 金と銀』『天使の耳〜交通警察の夜』『あさが来た』などNHKの出演経験が多く、
「小芝さんはNHKへの貢献度が高いので、将来的には朝ドラの主役になるのでは」
べらぼうに評価が高い大河の花魁役の次は、朝ドラヒロインか?
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