また厳しい寒さと大雪に注意 28〜29日・立春(3日)以降は強烈な寒波 春遠のく

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2025年01月26日 17:57  日本気象協会

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日本気象協会

また厳しい寒さと大雪に注意 28〜29日・立春(3日)以降は強烈な寒波 春遠のく

大寒(1月20日)頃から春のような暖かさの日が多くなりましたが、この先は強い寒気の影響で、日本海側は大雪に、太平洋側も厳しい寒さに注意が必要です。28日(火)から29日(水)頃と2月3日(月)頃から強い寒気が流れ込みそうです。



●28日(火)以降 強い寒気が流入


27日(月)から28日(火)にかけては低気圧が日本海と本州の南岸付近を進むでしょう。27日(月)は九州から東海で雨が降り、28日(火)の午前中は関東でも天気が崩れる見込みです。朝の気温の低い時間帯の降水で平野部でも雪がまじることはありますが、降る時間は長くなく、今のところ道路に雪が積もることはないでしょう。

この雨のあと29日(水)にかけて強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の平地で雪が降る目安の寒気が西日本まで流れ込むでしょう。日本海側を中心に風が強く、荒れた天気となりそうです。日本海側は雪のエリアが広がり、九州でも雪が降るでしょう。特に東北や北陸は雪が強まり、大雪となる恐れもあります。交通機関への影響にご注意ください。

全国的に風が冷たく、西日本を中心に平年を下回る寒さになりそうです。福岡市の最高気温は28日(火)は6℃と真冬の厳しい寒さでしょう。


●2月1日(土)〜2日(日)は広く雨


2月1日(土)から2日(日)は低気圧や前線が日本付近を通過するでしょう。1日(土)は九州から東海で、2日(日)は関東でも雨が降りそうです。雨脚の強まることもあるでしょう。東北や北海道は湿った雪が降りそうです。


●立春(2月3日)頃からまた強い寒波


2月3日(月)頃から冬型の気圧配置になり、日本列島にまた強い寒気が流れ込むでしょう。来週半ば頃の寒気より長く居座る予想です。北海道や本州の日本海側は断続的に雪が降り、積雪が増えそうです。大雪による交通機関への影響にご注意ください。九州でも3日(月)と5日(水)は雪が降りそうです。また、3日(月)は関東で、4日(火)は近畿など太平洋側にも雪雲の流れ込む所があるでしょう。

札幌市では真冬日(最高気温0℃未満)が続きそうです。東京都心や名古屋市、大阪市、福岡市は最高気温が10℃に届かず、真冬並みの厳しい寒さの日が多いでしょう。松江市は4日(火)は3℃と日中も極寒となりそうです。

今冬は、大寒(1月20日)頃から春のような暖かさの日が多くなりましたが、この先は強い寒気の影響を受けそうです。日本海側は大雪に、太平洋側も厳しい寒さに注意が必要です。



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