『秘密〜THE TOP SECRET〜』第2話に出演する板垣李光人、中島裕翔 (C)カンテレ 俳優の板垣李光人と中島裕翔がW主演するカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『秘密〜THE TOP SECRET〜』(毎週月曜 後10:00)の第2話が、27日放送される。このほど第2話のあらすじと場面写真が解禁となり、親友以上の存在であったバディの薪(板垣)が鈴木(中島)に拳銃を向ける衝撃的な一枚も公開された。
【写真】秘密を明かされ、耳を赤くして照れる板垣李光人 本作は、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス。凶悪・重大犯罪において、被害者および犯人死亡の際、その脳を特殊なMRIスキャナーにかけ、生前の記憶を映像化する「MRI捜査」を行う。
板垣は第九の室長・薪剛役を、中島はかつての第九メンバーで薪の親友以上の存在だった鈴木克洋役と、後に第九に配属される、鈴木とうり二つの新米捜査員・青木一行役の一人二役を演じる。また2人の大学時代からの友人で、亡くなった鈴木の婚約者でもある解剖医・三好雪子役を門脇麦が演じる。
第1話では薪が同僚の鈴木と共にMRI技術で死者の脳を解析し、残された映像を手掛かりに死刑囚のえん罪の真相を解き明かした。ラストシーンでは薪が心から慕う、MRI技術の開発者で脳科学の権威、貝沼清孝(國村隼)が自ら命を絶つという衝撃の場面で幕を閉じた。
第2話では、1話で亡くなった貝沼の死を引き金に、薪と鈴木が第九の捜査室で衝撃の展開を迎えることに…。また第2話のゲストとして池脇千鶴が決定。同僚2人を殺害するコンビニ店員・小島郁子役を演じる。真面目に生きてきた女性がなぜ突然、凶行に至ったのか。池脇から見どころを語るコメントが到着した。
■池脇千鶴コメント
――ドラマ「秘密 ~THE TOP SECRET~」の台本を読んだ感想を教えてください。
面白かったです。恐ろしくて、見てはいけないものを見たくなるような気持ちになりました。
――池脇さんが演じる「小島郁子」は、池脇さんにとってどんなキャラクターでしょうか?
哀れな人です。真っ当に生きていて、誰にも後ろ指を指されることなく、慎ましく生きて来たのになぜこうなってしまったのだろう、と思う反面、分からなくはないなという苦しみを持って生きている人でした。
――郁子を演じるにあたって意識されたことを教えてください。
幸せなところは目いっぱい幸せに見えるようにしました。
――ドラマ撮影の感想を教えてください。
撮影方法が特殊で、眼鏡型カメラをつけての撮影があったのですが、初めての経験だったのでとまどいはありました。難しさもあったのですが、それでもスタッフの方に褒めていただいたので、眼鏡型カメラの撮影はもう何でもできます。
――ドラマのみどころや、ドラマを楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。
私も今はどこまでショッキングな映像になっているか分からないのですが、怖すぎず人間の本性が見える深い作品になっていればいいなと思います。
■第2話あらすじ
薪が尊敬する脳科学者・貝沼が自ら命を絶った。病気を苦にしての自殺だったことから、貝沼の異変に気づけなかったことを悔やむ薪。「脳を『第九』のために役立ててほしい」という遺言のとおり、鈴木(中島裕翔)が貝沼の脳をMRIでみることを約束する。
ところが数日後、MRI捜査室へ向かった薪の耳に、突然、発砲音が響きわたる。薪が駆けつけると、そこには鈴木ら捜査員たちが倒れ、モニターには貝沼の恐ろしい秘密が映し出されていた。貝沼のMRI映像を確認し始める薪。一方、鈴木が入院しているはずの病院にかけつけた雪子(門脇麦)は…。
それから1ヶ月後、コンビニエンスストアで従業員の小島郁子が同僚を刺殺する事件が発生。現場検証に向かった捜査一課の岡部靖文(高橋努)は、突じょ、第九への異動を命じられる。脳をスキャンしてのぞき見る第九の「MRI捜査」をバカにしていた岡部だったが…。