【写真】まさかの“覚醒”を遂げたキャラクター 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第4回「『雛形若菜』の甘い罠」場面カット
女郎を花に見立てた本「一目千本」を作成し、吉原に賑わいを取り戻した蔦重(横浜)。ある日、彼は女郎屋の主人たちに呼び出され、女郎たちの錦絵の作成を提案される。主人たちは、女郎が客に用意させる金を頼りにしていたが、当の女郎たちは「一目千本」の作成ですでに客に金を用意させているため不満が噴出する。
そこで蔦重は、絵の中の女郎に呉服屋が売り込みたい着物を着させるという案を思いつき、呉服屋から錦絵の製作費を募ろうとする。これが功を奏すると、無事に錦絵の製作費が集まり、蔦重は西村屋(西村まさ彦)と共に錦絵の製作を進めていく。美人絵を得意とする礒田湖龍斎(鉄拳)による下絵が完成すると、蔦重と共に働く少年・唐丸(渡邉斗翔)は目を輝かせながら「これに色や模様がつくんだね…」と笑顔を見せる。
そんな中、蔦重が店を留守にしている間、下絵の一部を猫が舐めてしまい、墨がにじむというトラブルが発生。想定外の事態に肩を落とす蔦重に、唐丸は「試しにおいらに直させてもらってもいい?」と申し出ると、筆を取り出して新しい紙に湖龍斎の絵を模写し始める。
完成した模写を見て蔦重はあ然としながら「俺には元の絵にしか見えねえ…」とポツリ。そして蔦重は「お前はとんでもねえ絵師になる!」と唐丸に語りかけると「いや! 俺が当代一の絵師にしてやる」と頭を撫でるのだった。
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