タレントの上沼恵美子(69)が26日、読売テレビ・中京テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(毎週日曜 前11:40)に出演。中居正広氏の女性トラブルにフジテレビ局員の関与が指摘された一連の問題を受け、港浩一社長が17日に行った会見を厳しく批判した。
【写真】フジに「出られなくなってもいい」古市氏の厳しい言及 当初、局員の関与を否定したフジテレビ。しかし、フジ・メディア・ホールディングスの株を保有する米投資ファンドが第三者委員会の設置を求めたと報じられ、騒動に対する説明責任を果たすべきとの声が強まる中、17日、定例記者会見を前倒して開催。港社長が、騒動の謝罪とともに、この問題に関して、調査委員会を設置する意向を示したが、会見方法などが問題視され、批判を浴びた。スポンサー企業がCMを見合わせる動きが広がっている。
上沼は定例会見を理由に、出席者の制限や動画の撮影をNGとした姿勢について、「定例会見を前倒しにしているということは“緊急会見”やんか。何でこんな子どもだましみたいなこと」と苦言を呈した。
一方で、東京のテレビ局に対して「各局行かせていただきました。みんな、活気があって、すごくいいんですけど、特にフジは気持ちがいい」と評価。打ち合わせも丁寧で「やる気があると言うのか、真っすぐ見てると言うのか、すごいなあと思って。私、フジ大好きなんで、昔からね」と現場のスタッフを称賛した。
その上で、「それやのに、この会見見て、こんな人が経営者ですか?ほんまに気の毒」と同情。「“失敗でした、記者会見は”ってみんなが、はーってため息つくのが分かるような気がする」と局員の苦悩をおもんばかった
「明日に会見がある。会見をオープンにするってだけで、満足してないか心配やねん」ときょうの“リベンジ会見”に対してチクリ。責任を取って辞任する可能性を指摘されると、上沼も「私も『辞める』と言うと思います」との考えを語った。