限定公開( 1 )
元埼玉県警捜査1課警部補の佐々木成三氏が27日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。芸能界引退を発表した元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルをめぐる一部の臆測について、自身の見解を示した。
佐々木氏は23日の投稿で、示談が成立した事案で臆測による書き込みなどで当事者らの名誉が傷つけられる状況について「法的な裁きとは無関係に、個人を追い詰める『私刑』に等しいのではないでしょうか」と切り出し、「SNSは自由な意見を表現する場ですが、無責任な発言が人の人生を左右する危険性を伴います。社会全体で、情報の真偽を慎重に判断し、他者を傷つけない責任ある発信を心がける必要があります。一つの投稿が誰かの人生にどのような影響を与えるか、今一度立ち止まって考えることが求められています」と呼びかけていた。
この投稿に対して寄せられた多くのコメントから「トラブル=性犯罪だと考える方が多いことや、示談金9000万円という金額の大きさが憶測を呼んでいることが分かりました」と、あらためて言及。一部週刊誌などでは中居氏が相手女性との示談に多額の解決金を支払ったとの報道もあるが、こうした金額について「確かに高額ではありますが、示談金の金額には支払う側の経済状況や支払い能力が影響を与える場合があります。収入が多い方の場合、金額が一般的な相場より高くなることもあるのです」と説明した。
続けて「私の見解としては、金額の大きさだけで『大きな事件を隠蔽しようとした』と決めつけるのは早計だと感じます」とし、一部の臆測を牽(けん)制。「示談金の額には、当事者間の合意や解決を早める意図、そして支払う側の経済的背景など、さまざまな要因が影響します。大切なのは感情的にならず、冷静に事実を見極めることだと思います」とつづった。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。