埼玉Green Braveが2025年のチーム体制を発表。スーパーGT、スーパー耐久でタイトルを目指す

　1月27日、埼玉トヨペットは、2025年の埼玉Green Braveのチーム体制を発表した。今シーズンも“多くの人たちにクルマの楽しさを伝える”、“パドックで一番ファンサービスするチームを目指す”、“サービスエンジニア（店舗メカニック）と共にレースを戦う」という活動方針のもと、2カテゴリーでタイトルを目指していく。

　埼玉Green Braveは2013年にチームを結成。2015年にスーパー耐久でタイトルを獲得すると、2017年からスーパーGTにも挑戦。2023年にはスーパーGT、スーパー耐久でダブルタイトルを獲得してみせた。2024年からは埼玉Green Braveにチーム名を変更。スーパー耐久ではST-Zクラスで2年連続のタイトルを獲得するなど、強豪チームのひとつとして活躍している。

　迎える2025年は、2カテゴリーへの参戦を継続。すでにTOYOTA GAZOO Racingからも発表されているとおり、今シーズンもGRスープラGTを継続投入。チーム7年目となる大黒柱の吉田広樹、そして昨年からチームに加わったTGRドライバー・チャレンジ・プログラム（TGR-DC）育成ドライバーの野中誠太とのコンビとなる。さらに、第3ドライバーとして同じくTGR-DCドライバーの小林利徠斗が加わった。

　また、タイヤは引き続きブリヂストンを使用。店舗メカニックは店舗に勤務するサービスエンジニアの4名で、年間を通して参加。モータースポーツ室の専属メカニックとともに、ピット作業とマシンの整備を担当する。

　そして3連覇がかかるスーパー耐久は、継続してST-ZクラスにトヨタGRスープラGT4を投入。2年連続のチャンピオン獲得で得た知見をトヨタ純正のレーシングカーにフィードバックし、『もっといいクルマづくり』に貢献していく。

　ドライバーは、チームの結成初年度からともに戦っている服部尚貴が今シーズンも参戦。吉田と野中のコンビ、さらにジェントルマンドライバーとして、プロに迫るスピードを誇る山﨑学が起用される。

　また店舗メカニックは、通年参加の2名とスポット参加4名による全6名の布陣。ベテランと若手をミックスした布陣になる予定で、人材育成の場としても活用する。

　スーパーGT、スーパー耐久ともに、GRスープラのルーフには昨年同様埼玉県のマスコットである『さいたまっち＆コバトン』があしらわれ、全国のサーキットで埼玉の魅力をアピール。“チーム埼玉”の一員として戦っていく。

埼玉GreenBrave
2025年参戦概要
■スーパーGT
参戦クラス：GT300
マシン：GRスープラGT（GTA-GT300規定）
車名：Green Brave GR Supra GT
エンジン：トヨタ（5.4リッターV型8気筒）
タイヤ：ブリヂストン
ドライバー：吉田広樹／野中誠太／小林利徠斗
チーフエンジニア：近藤收功（モータースポーツ室）
チーフメカニック：関口慎（モータースポーツ室）
メカニック：佐藤潤（モータースポーツ室）、TBN（店舗メカニック）
チーム代表：青柳浩（モータースポーツ室）

■スーパー耐久
参戦クラス：ST-Z
マシン：GRスープラGT4
車名：Green Brave GR Supra GT4
エンジン：トヨタ（3.0リッター直列6気筒）
ドライバー：山﨑学／吉田広樹／服部尚貴／野中誠太
チーフエンジニア：近藤收功（モータースポーツ室）
チーフメカニック：古川寛大（モータースポーツ室）
メカニック：稲川和毅（モータースポーツ室）、TBN（店舗メカニック）
チーム代表：青柳浩（モータースポーツ室）

埼玉Green Braveが2025年のチーム体制を発表。スーパーGT、スーパー耐久でタイトルを目指す

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