29日にかけて中国地方の山地は大雪 西回りで寒気流入 積雪・凍結・雪崩に注意

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2025年01月27日 14:47  日本気象協会

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日本気象協会

29日にかけて中国地方の山地は大雪 西回りで寒気流入 積雪・凍結・雪崩に注意

中国地方は29日(水)にかけて西部の山地を中心に大雪となる見込みです。また、強い寒気の影響で厳しい寒さになるでしょう。寒さに備え、積雪や路面の凍結、雪崩に十分ご注意ください。



●向こう一週間 強い寒気南下のタイミングは2回


中国地方の上空1500メートル付近に平地で雪を降らせる目安であるマイナス6℃以下の寒気が流れ込むタイミングは、明日28日(火)から29日(水)と2月3日(月)からとなる見込みです。
また、28日(火)は上空5500メートル付近にマイナス30℃前後の寒気が入り、大気の状態が不安定となるでしょう。


●明日28日(火)日本海側や瀬戸内側の西部で雪や雨 厳しい寒さに


強い寒気は西回りで流れ込む見込みです。日本海側の地域を中心に断続的に雪や雨が降るでしょう。山地は西部を中心に大雪になる見込みです。瀬戸内側でも西部で雪が降るでしょう。雷を伴う所がある見込みです。西寄りの風が強まり、雪で見通しの悪い所があるため、車の運転などご注意ください。
また、日中の最高気温は10℃に届く所は少なく、西寄りの季節風が強まるため一段と寒いでしょう。外出時は手袋やマフラーなどでしっかりと防寒してください。


●29日(水)朝は時間に余裕を持って通勤通学を


明後日29日(水)も西回りで強い寒気が流れ込むでしょう。日本海側を中心に断続的に雪が降る見込みです。山地では西部を中心に大雪となるでしょう。雪崩にご注意ください。
日中の最高気温は10℃に届く所はない見込みです。西寄りの風がやや強く厳しい寒さでしょう。
29日(水)の朝は山陰の沿岸部でも雪が積もる可能性があるため、積雪や路面の凍結に備えて、時間に余裕を持って通勤や通学をしてください。

なお、今週末はいったん寒さが和らぎますが、来週2月3日(月)から寒波襲来となる見込みです。


●雪道の運転 注意するポイント


雪道を運転するときは、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンを用意しましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなるため、事前に点検しておいてください。

まずは、こまめに天気や道路情報を確認しておきましょう。
時間に余裕をもって出発し、車間距離は通常の2倍以上の距離を保つようにしてください。
橋の上やトンネルの出入り口は路面が滑りやすいため、特に注意が必要です。
雪のない所でも凍結している恐れがあるので、油断しないでください。



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