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谷原章介(52)が27日、フジテレビ系「めざまし8」(月〜金曜午前8時)に番組MCとして生出演。フジテレビの“やり直し”会見、にフジサンケイグループ取締役相談役の日枝久氏(87)が出席しないことについて、議論をかわした。
番組では、この日午後から、時間無制限で開催されるフジテレビの記者会見に日枝氏が出席しないことについて、意見が噴出した。23日に行われたフジテレビの社員説明会でも日枝氏の欠席をめぐり疑問の声が出ており、この日の番組でも同調する意見が出た。
そこに、橋下徹氏(55)は、「日枝さんは出席しないほうがいい」と真っ向から反対意見。「僕は出ちゃいけないと思いますよ。フジテレビやホールディングスの代表権を持っているのは、金光(修HD社長)さんとか港(浩一フジテレビ社長)さん、フジテレビ(とHDの)会長の嘉納(修治)さん。日枝さんは代表権を持ってないから勝手に発言してはいけない。やったら越権行為なんです。代表権を持っている人がきちんと会見に対応」すべき主張した。
原理原則へ立ち返った意見で、橋下氏は「日枝さんは(フジテレビの)象徴と言われていますが、例として適切ではないと思いますが、日本の政治で何か問題があったときに天皇陛下、国会で説明責任果たしますか。ここで日枝さんが出てきてしまうと、権限を付与してしまうことになりませんか」と話した。
これに、企業不正に関する調査報告に関与した経験を持ち、テレビ番組初出演の遠藤元一弁護士は「非常に面白い意見だと思います。こういう意見を言う人がいるかもしれません。ただ大事なのは権限を実際に持ってるかどうかの問題ではなくて、世間がフジサンケイグループに持っているイメージ。日枝さんが何らかの形で人事権に関与しているんじゃないかと疑われる場合には、その疑いを晴らして、今後きちっと再生するんだ、と。ガバナンスを明確にするんだという観点から日枝さんは出席しないといけないんだと思います」とした。
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双方、正反対の意見がぶつかる中、谷原は落ち着いたゆっくりした口調で、日枝氏の出欠は「今回の会見のポイントになる」とし、日枝氏は「(フジの)象徴のような存在」で、の欠席は「マイナスのイメージになりかねない」と指摘していた。
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