元日本テレビ政治部記者で政治ジャーナリストの青山和弘氏(56)が27日放送のカンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分)に生出演。芸能界から引退した中居正広氏と女性とのトラブルにフジテレビ社員の関与が報じられた問題で、同局が27日午後4時からに開く記者会見について言及した。
林官房長官が、内閣広報室がフジテレビ関係の広報啓発事業がないか、各府省に対して問い合わせていることを明かしている。
青山氏は「永田町もくぎ付け。政府が納得できるか」との見解を示し、政府が各省庁に問い合わせしていることに「テレビ局は放送の免許をもらって、運営している。政府、総務省が所管している。免許を取り消すといううわさも出ているが、総務省に取材しても、いまそういう動きにはなっていない」とし、今回の事案が放送法に抵触する問題ではない見方を示した。
一方で「テレビ局という公共の電波を扱う企業のコンプライアンス、ガバナンスを非常に注視している」。林官房長官が政府が各省庁に問い合わせしていることを明かした重大さを説明した。
「政府がそういう姿勢を見せたということは、いまスポンサーが離れている。スポンサーのみなさんが控えておこう、いわばその免罪符というか、根拠を与えることになる」。27日の会見で政府に納得する説明ができなければ、スポンサーのさらなる“フジ離れ”が起こるとした。
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その上で27日の会見について「政府も注視している。今回の会見は失敗したとか、やり直しとか言っていられない。フジテレビの浮沈をかけた大勝負というか、大きな節目になる会見だと思います」と話した。
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