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漫画家倉田真由美氏(53)が29日までにX(旧ツイッター)を更新。ステージ4の膵臓(すいぞう)がんで闘病中だった経済アナリスト森永卓郎(もりなが・たくろう)さんの訃報を受け、追悼した。
森永さんは28日午後1時33分、原発不明がんのため、自宅で亡くなった。67歳だった。この日、所属事務所が発表した。葬儀は近親者のみの家族葬で執り行うという。
生前から親交があった倉田氏は「森永卓郎さんが亡くなりました。少し前にメールで知らせがきて知りました。体調が悪いという情報をみてLINEを送っていたけど、既読がつかないので心配していた矢先のことでした」と書き出した。
続けて「森永さんとは仕事で何度もご縁があり、20年近くの間、折に触れてお会いすることがありました。なんだか不思議に相性がよくて、25年は二人で漫才をやりたいねと話したりもしていました。末期がんでも、ずっとお元気だったから。とても悲しいです」とつづった。
さらに別の投稿で「がんが発覚し余命宣告後も1日18時間働いていた森永卓郎さん。昨年夏頃、どうしてそんなに働くのか聞きました。美味しいものを食べたり、ゆっくり旅行したりしないの?とも」とつづった上で「そんなことより、世間に真実を伝えて、日本を独立国にすることのほうが、ずっと大切だと考えているからです」と森永さんの言葉を紹介。「原文ママです。本当に日本のこと、未来のことを考えている人でした。命懸けで私たちにたくさんのことを伝え、遺してくれました」と締めくくった。
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森永さんは1980年(昭55)に東大経済学部を卒業し、日本専売公社に入社。三菱UFJリサーチ&コンサルティングなどをへて、独協大教授に。03年に出版した著書「年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減が現実化する社会で『豊かな』ライフ・スタイルを確立する!」は200万部以上のベストセラーになり、“モリタク”の愛称で、ラジオやテレビで経済を分かりや説明して人気者となった。
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