俳優の香川照之が3年ぶりにドラマに出演するWOWOWの『連続ドラマW 災(読み:さい)』(全6話)の放送・配信開始日が4月6日に決定した。あわせて、香川とは3年半ぶりの共演となる中村アンの出演発表と場面写真が公開された。
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完全オリジナルの本作は、現代を生きる罪なき6人の主人公たちの人生を描く群像劇。しかし、気が付くと、それぞれの物語にはある“男”(香川)が紛れ込んでいる。そして、それぞれの人生には無慈悲にも“災い”が訪れる。“男”は何者なのか? “災い”とは何なのか?いつ、誰に“災い”が降りかかるのか…。香川は6人の異なる人間に扮し、怪演を見せる。
昨年放送された『約束〜16年目の真実〜』(日本テレビ)や、『青島く
んはいじわる』(テレビ朝日)などで立て続けに主演を務めた中村が、今作で演じるのは、神奈川県警捜査一課の刑事・堂本翠。真相究明のためには些細な可能性まで調べずにはいられない仕事中毒者で、管轄内で起きたとある不可解な自殺事件をきっかけに、その死の周囲に潜む不穏な何者かの存在を感じ始めるという役どころだ。
中村がWOWOWオリジナルドラマに出演するのは、東野圭吾『片想い」(2017年)以来8年ぶり。香川との共演はドラマ『日本沈没-希望のひと-』(21年、TBS)以来となる。
■中村アン(堂本翠役)のコメント
今回、初めて5月組に参加させていただきました。監督が二人(関友太郎、平瀬謙太朗)いるという初めての経験や、同年代でもあるお二人と、他愛もない会話を通じて役柄についてはもちろん、『災』に対する想いをたくさん交換しながら、丁寧に積み重ねて作品に向き合えたことが、とても有意義な時間でした。
他人事ではなく、誰にでも突然降りかかる災い。それは災害であったり、人間関係や恋愛であったりと、私たちはさまざまな災いと常に隣り合わせで生きています。生きていること自体が奇跡的で尊いものだと、改めて深く考えさせられました。そして、香川さんとの再共演が実現したことも、とてもうれしく思っています。この作品が多くの方に届きますように。