超特急が29日、横浜アリーナで「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2024−2025”Joker”」ツアー最終公演を開催した。
バックボーカルのタカシ(28)が発熱を伴う帯状疱疹(ほうしん)のため、横浜アリーナでの2公演を欠席。8人でのステージとなったが、同じくバックボーカルのシューヤ(29)は「8人しか立っていないけど、9人の気持ちで届けます!」と、タカシの思いも背負って全身全霊で歌唱した。
ライブは未発表曲の「POKER FACE」で幕を開け、「Re−Booster」「No.1」で会場を一気に沸かせた。序盤のMCでリョウガ(30)は「昨日に引き続きタカシやで!が体調不良でいないですが、この8人と8号車(ファンの総称)のみなさんで最高のライブを作り上げていきたいと思います!」と呼びかけた。
その後も「Love Song」「Burn!」昨年11月リリースの「AwA AwA」などで大いに盛り上げた。8人がタカシの思いを胸に、全22曲をファンに全力で届けた。
最後のMCでは1人で歌い上げたシューヤに会場が割れるほどの大きな拍手が送られた。シューヤは「正直言うと『俺なら行けるっしょ』って思っていた」としつつ「昨日は不安に襲われた。相方がいないってこんなに大変なんだなって、思い知らされた」と明かした。
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続けて「今日はタカシくんの声を想像しながら歌っていたらめっちゃ気持ちよかった。でもやっぱ隣にいてほしい。俺はこれからもタカシくんと支えて支えられて、最高のバディで歌っていきたい」と語り、ファンから再び大きな拍手を浴びた。
ユーキ(30)は「俺はタカシがいねえと踊れねえ!おまえがいなきゃなんか足りねえわ。その分、思いを引き継ぎながらそれぞれパフォーマンスできたと思うので、伝わっていたら本当にうれしいです」と思いを叫んだ。カイ(30)も「9人でファイナルを迎えられなかったのはすごく悔しいし、寂しい。この寂しさを持ち帰って、次の9人でのライブを楽しみにしていてほしい」と語った。
最後は約1万人の8号車とともに「タカシ!無理せんと!」と叫び、9人での再会を約束して幕を下ろした。【野見山拓樹】
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