北海道内では、昨日(29日)昼前後から道央や上川、留萌地方を中心に雪が降っており、局地的に降り方が強まっています。今日(30日)これから明日(31日)にかけても、大雪やふぶきの恐れがあります。また、2月には平年より雪の日が多い時期があるでしょう。
●札幌は今季一番の積雪に 明日(31日)にかけて大雪やふぶきの恐れ
北海道内では、昨日(29日)昼前後から今日(30日)にかけて、道央や上川、留萌地方を中心に雪が降っています。局地的に降り方が強まり、今日午後3時までの24時間で降った雪の量が最も多くなったのは空知地方の芦別で、45cmでした。
また、札幌でも断続的に雪が降り、今日午前8時の積雪は42cmと、今シーズン最も多くなりました。
今日これから明日(31日)にかけても、道央や上川、留萌地方を中心に雪の降り方が強まる恐れがあります。また、沿岸を中心に風も強まり、ふぶくこともあるでしょう。大雪やふぶきによる交通障害に注意してください。
●2月の天気や気温は? 平年より雪の日が多い時期も
今日(30日)、札幌管区気象台から最新の1か月予報が発表されました。
1週目(2月1日〜7日)は低気圧の影響を受けやすく、低気圧の通過後には冬型の気圧配置が強まる見込みです。そのため、日本海側では平年に比べて曇りや雪の日が多くなるでしょう。オホーツク海側と太平洋側は、本来は晴れの日が多い時期ですが、平年に比べて晴れの日が少なくなりそうです。
気温は平年より高めの見込みで、1月下旬からの高温傾向は2月1週目も続くでしょう。
2週目(2月8日〜14日)は、日本海側は平年と同様に曇りや雪の日が多い見込みです。オホーツク海側は、平年通り晴れの日が多くなりそうです。太平洋側では、低気圧の影響を受けにくく、平年よりも晴れの日が多いでしょう。
気温は平年並みか低くなる見込みです。1週目まで平年より高めの気温が続くことを考えると、2週目は冬に逆戻りしたように感じられるかもしれません。
3〜4週目(2月15日〜28日)の天気は、各地とも平年と同様の傾向で、日本海側では曇りや雪の日が多く、オホーツク海側と太平洋側では晴れの日が多くなりそうです。
気温は、2週目とは反対に、平年並みか高くなる見込みです。季節が一気に進んで春の暖かさを感じられる日もあるかもしれません。平年より高めの気温となれば雪解けが進む日もあるため、屋根からの落雪やなだれなどに十分注意してください。
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