呂布カルマ、1日1食生活で"超人免疫"復活?

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2025年01月30日 17:40  週プレNEWS

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『週刊プレイボーイ』でコラム「呂布カルマのフリースタイル人生論」を連載している呂布カルマ


ラッパーとしてはもとより、グラビアディガー、テレビのコメンテーターなど、多岐にわたって異彩を放っている呂布(りょふ)カルマ。『週刊プレイボーイ』の連載コラム「呂布カルマのフリースタイル人生論」では『1日1食生活』について語った。

*  *  *

★今週のひと言「落ちた免疫力を取り戻せ。1日1食生活の効果は!?」

俺には昨年から始めてひそかに継続中の習慣がいくつかある。その中のひとつが1日1食生活だ。

昨年10月頃、テレビ番組『くりぃむナンタラ』(テレビ朝日系)の「ミニスカート陸上2024」に参加させてもらったのだが、秋の寒空の下、後半には小雨交じりの天気になり、ミニスカートで慣れない運動をしたせいか、その日の晩から体調を崩した。

中でも喉の不調が1週間以上も後を引き、自分の免疫力の低下を身に染みて実感したのだ。

これは体感でしかないのだが、コロナ禍以前は多少体調を崩そうが、そのままLIVEを一発強行すればステージで分泌されるアドレナリンでどんな不調も改善される、通称"超人免疫"が発揮されていた。

しかし、コロナ禍をきっかけに――タイミング的に30代後半頃から――明らかに超人免疫の効力が弱まっていることに感づいてはいたものの、それをただ受け入れるしかなかった。

そんな折にSNSでふと目にしたオートファジーダイエットの記事。いわゆる16時間断食というやつだ。

詳しくはおのおのの検索に任せるが、16時間胃を空っぽにすることで、免疫力が上がるらしい。

どーゆーシステムかは知らないが、そもそも成長期でも運動をしてるわけでもない俺は、食いすぎだと常々感じていながらも、習慣として続けていた1日3食をやめるなら今だと、オートファジーの記事をまともに読みもせず直感した。

善は急げとその日から開始して3日ほどは食事の間隔が16時間空くように計算していたのだが、仕事にしろ就寝時間にしろ、不規則な生活をしている俺はなかなか16時間のタイミングで食事をするのが難しくて、それなら1日1食にしてしまえということで、タモリさんと同じ食生活となった。

もともと食欲が強くない俺にとって1日1食は最初からまったく苦でもなく、食自体についての気づきもあった。

俺は焼きそばが大好きで、特にカップ焼きそばが大好きで、一生昼飯は焼きそば固定でもいいと思っていた。

誰の目もなければ毎日焼きそばを食っていたいぐらいだが、アホだと思われたくなくて無理やり別のものを食べたりしていた。

しかし、1日1食となると、さすがにその1食を焼きそばにしてしまうのにはなぜか罪悪感がある。

ラーメンやパスタもそうだ。一日の食事を麺類で済ますことに俺の内なる農耕民族としてのDNAが抵抗を示すのだ。俺は米より麺が好きだと断言できるのにもかかわらず。1日に3度の機会があるから麺を食っていたということだ。

これは食事だけではない。それが射精ならどうか? ぬるいオカズで適当に抜いているが、射精が半年に1度しかないなら、やはり嫁さんのためにとっておくだろう。

究極、今日が最後の一日ならどう過ごすか? そう考えるといろいろ優先順位が変わってくる。

とはいえ、そんな厳密にはやっていないが。

会食や、自分へのご褒美、嫁が料理の腕を振るったとき、または発作的にすでに1食食べていたとしても据え膳は食う。

それが男っちゅうもんや。

失敗したからといってやめない。緩くでも続けるのがコツだ。だんだんと精度を上げていけばいい。

で、肝心の1日1食にしたことで免疫力の高まりを実感できたかについては......ようわからん。

撮影/田中智久

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