ボブ・ディランに扮した『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で、自身2度目となるアカデミー主演男優賞にノミネートされるなど、注目を集めるティモシー・シャラメ。役作りのために体重を増やしたことを明らかにした。
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JustJaredによると、この度ティモシーがNPRのポッドキャスト『All Things Considered(原題)』に出演し、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の役作りについて言及。「あらゆることをしました。身体的にも行動の面でも、あらゆるアプローチをしました」とコメント。「これまであまり話していませんでしたが、体重も20ポンド(約9kg)増やしました。意外かもしれませんが、僕は彼よりも細かったんです」と明かしたそうだ。
ティモシーは昨年11月、別のインタビューで、若い頃、大作映画のオーディションを受ける度に、痩せすぎだと指摘されていたことを告白している。「いつも同じフィードバックを受けていました。『身体つきが良くない』と言われ、エージェントからは一度『同じフィードバックを受けるのはうんざりだ。体重を増やさないんだから、大作映画に応募するのは止めよう』と言われたこともあります。体重を増やそうと頑張りましたが、できなかったんです! そもそも代謝か何かのせいで、僕は太ることが出来なかったんですよ」と語っていた。
痩せすぎが原因で仕事をもらえなかったティモシーだが、その後、『君の名前で僕を呼んで』(2017)や『レディ・バード』(2017)、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)といった注目作に出演。『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー主演男優賞に初ノミネートされ、今回再び同賞候補に。20代にして同賞に2度候補入りを果たすのは、ジェームズ・ディーン以来、70年ぶりの快挙だそう。